世界各国の絵本原画が目白押し

西宮市大谷記念美術館『2018 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』　西宮市

　西宮市大谷記念美術館（西宮市）で8月11日から9月24日まで、世界的な絵本原画コンクールの入選作が一堂に会する『2018 イタリア・ボローニャ国際絵本原画展』が開催される。

　世界で唯一の子どもの本専門 国際見本市ボローニャ・チルドレンズ・ブックフェアでは、世界最大規模の絵本原画コンクールが毎年実施されている。このコンクールは5点1組のイラストを制作すればプロ・アマチュアを問わず誰でも応募ができる公募展で、今年は約70ヵ国3053の応募があったという。そのうち日本人10人を含む25ヵ国77の作家が入選を果たし、同展では今年度の全ての入選作を展観することができる。

　また特別展示では、昨年「第8回ボローニャSM出版賞」を受賞したスペインのイラストレーター、マヌエル・マルソルの受賞記念絵本「ドン・フェルミンの伝説」の原画約20点と、昨年入選者で今年のブックフェア会場のパネルやサインに採用された、クロエ・アルメラの原画13点とその絵を使ったアニメーションを紹介。

　さらに期間中は、絵本作家・たかいよしかずさんのサイン会（8月19日）や、一時保育（9月10日・13日）なども行われる。

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