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映画『北の桜守』大阪合同記者会見 吉永小百合、堺雅人、滝田洋二郎監督が撮影を振り返る

 2月15日、映画『北の桜守』の大阪合同記者会見が行われ、吉永小百合さん、堺雅人さん、滝田洋二郎監督が登場した。

 『北の零年』『北のカナリアたち』に次ぐ、北海道を舞台にした“北の三部作”の最終章『北の桜守』は、戦後の激動の時代を懸命に生き抜いた親子の物語。吉永さんは120本目となる出演映画に本作を熱望していたといい、「北海道オタクで北海道が大好きなので…。でも堺さんはご出身が宮崎で、(私の)父も鹿児島出身なので『なんで“南の三部作”じゃないんですか』って言われました(笑)。雄大な景色の中で演技をしていると私自身もグレードアップしたような気持ちになれる」と思いを語った。

 実写映画では初共演となる2人、堺さんは「親子役ということだったのですが、シーンによっては恋人やきょうだいに見えたり、情景によっていろんな姿に変わっていた。吉永さんとずっと接していると桜の花びらに包まれているような感じ。吉永さんと向き合っていながら、優しく包んでいただいているような、そんな撮影の日々でした」と振り返った。対して、吉永さんは「息子が大人になって帰ってくるシーンは堺さんの演技力に圧倒されました。ラストシーンでまた息子と再会するシーンでは信じられないくらいに優しい表情をしていらして、その笑みに誘われて私も人生を肯定できるような思いでてつ役を演じられたと思います」と語った。

 真冬と初夏の二度にわたる長期北海道ロケで撮影された本作は、素晴らしい景色のなか人々を情感豊かに映し出している。ロケ地で特に印象的だった場所として堺さんは「海に入るシーンが一番印象に残っているが、抜海駅もなかなかいい駅舎と風景で…本当にどこもいいところだった」とコメントし、続けて吉永さんは網走の流氷を挙げ「流氷も結構オタクなんですよ。4年前に監督とご一緒に流氷を見る旅に行って、撮影で見て。上映会で網走に行くのでまた見れるかもしれないので楽しみです」と笑顔で話した。

 本作を手掛けた滝田監督は吉永さんのことを“映画人として特別な存在”と語り、初タッグとなった本作を撮り終えての感想を問われると「キャストの皆さんも吉永さんと一緒にお芝居をされたことで、今までと違う味が出た気がしたんですよね。男も女も吉永さんに恋をするというか。佐藤浩市さんも柔らかい、艶っぽい男として撮ることができた。周りを映画に連れて行ってくれる人ですね」と話した。また、「終戦から197年代前半の物語。観る方によって印象に残る場面は違うと思いますが、日本人がその時代どう生きてきたのか、家族や老いていくことについて感じていただけると思う。現代に必要な映画だなと思っていて、家族関係や親子関係を含めてちゃんと人を見つめることの大切さが伝われば。自分に置き換えやすい作品になっているので、幅広い世代の方に観ていただきたい」と作品へ込めた想いを語った。

 映画『北の桜守』は3月10日より全国にて公開される。

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Kiss PRESS編集部:松田

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