アジアナンバーワンクラブ目指し　ヴィッセル神戸が始動

　ヴィッセル神戸は1月19日、神戸市内で新加入発表記者会見を行った。昨年8月から指揮を執る吉田孝行監督のもと、ACL出場権とタイトル獲得を今シーズンの目標に掲げ、チームスローガンを『一致団結 To become the No.1 Club in Asia』と発表した。吉田監督は「今シーズンは、昨シーズンもやってきた守備の部分はベースにしながらさらに構築していきたい。攻撃においては、自分たちでボールを保持してブロックを崩しきる力をつけていきたいと思う。そのための素晴らしい補強ができたと思っています。彼らも加わってチーム一丸となってより攻撃的なサッカーを見せていきたい」とコメント。

　今シーズンは、3年ぶりの神戸復帰となる韓国代表MFチョン・ウヨン選手、約10年半ぶりの神戸復帰となるGK荻晃太選手、アビスパ福岡から加入のFWウェリントン選手など、8人の新加入選手を迎えた。会見前「裏でギャグを言うように伝えた」という立花社長のリクエストに、下部組織出身のMF佐々木大樹選手は「新しいニウトンです」と、昨季まで所属していたMFニウトン選手の名前を挙げると「ニックネームは、ニウトン選手のような実力はまだないので小ニウトンと呼んでください」と会場の笑いを誘った。

　また、元日本代表で2005年から約2年半、神戸でプレーした三浦淳寛さんがチーム強化の総責任者であるスポーツダイレクターに就任。三浦さんは「今年はチームのスタイルを変えていきたいと思っています。これまで以上により攻撃的で、見ている人たちに楽しいと思ってもらえるような魅力的なチームを作っていきたい」と語った。神戸のホーム開幕戦は2018明治安田生命J1リーグ 第2節の3月3日、ノエビアスタジアム神戸（神戸市兵庫区）で清水エスパルスを迎え撃つ。

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