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自然災害に人間社会がどう向き合っていくかを考える
神戸大学 企画展『阪神・淡路大震災と地域の復興 ―23年目の神戸と地域・コミュニティの課題―』
神戸大学の付属図書館で2月1日まで、企画展『阪神・淡路大震災と地域の復興―23年目の神戸と、地域・コミュニティの課題―』が開催されている。入場無料。
戦後最大級の都市型災害とも呼ばれた阪神・淡路大震災での経験や、そこから得た知識を活かすために、災害の記憶を伝える企画展を実施。第1部では、2017年7月に亡くなった大木本美通さんが阪神・淡路大震災直後から“記憶を記録に”との思いで神戸の被災地を丹念に歩き、人や街の姿をカメラにおさめ続けた約2万点の中から30点と、自身がファインダーを通して見つめた被災地の移り変わりや震災20年目に撮った写真も交えながら展示される。
第2部では震災をきっかけにできた同館の専門図書館”震災文庫”に焦点をあて、1995年当時の貴重な記録や震災体験を引き継ぎ、災害の記憶を伝える震災文庫の役割などが紹介される。第3部では、隣近所や友人・知人といった周囲とのつながりという視点で災害・復興と地域のあり方などこれからの課題について学ぶことができる。企画担当者は、「震災より23年目となる神戸で、自然災害に人間社会がどう向き合っていくかを考える機会になれば」と語る。
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詳細情報
- 開催期間
- 2018年1月11日(木) 〜 2月1日(木)
- 時間
- 平日(月~金) 8:45~21:30
土曜・日曜 10:00~19:00 - 場所
- 神戸大学附属図書館 社会科学系図書館2階展示スペースほか
(神戸市灘区六甲台町1-1)
GoogleMapで探す - アクセス
- JR「六甲道駅」、阪急「六甲駅」から市バス36系統「神戸大学正門前」下車
キャンパス内を北へ徒歩約5分 - 問い合わせ
- 神戸大学人文学研究科
TEL 078-803-5523、078-803-5535
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