自然にとけ込む美術館に音色が鳴り響く

六甲オルゴールミュージアム『池に浮かぶ美術館で1日限りのコンサート』

　六甲オルゴールミュージアム（神戸市灘区）で11月18日、六甲山の麓にある神戸市立科学技術高校の学生たちが制作した「六甲美術館」を舞台に、1日限りのコンサートが開催される。

　現在開催されている六甲山の土地柄や景観を活かした現代アート作品を展示する『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2017』で展示されており、同校の教師・新山浩さんと建築を学ぶ学生らが六甲オルゴールミュージアムの傍にある池に全長10メートルを超える木造の美術館を浮かべた大作。美術館の内部には、六甲山の歴史や自然を主題とした日本画やドローイングなどの作品が展示され、来場者は対岸から双眼鏡などを使って観賞できる。

　当日は、13時から同校の吹奏楽部が六甲美術館に上陸、建物の中で演奏する様子を楽しむことができる。また、14時からは六甲美術館を背景にコンサートが行われる。

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