厳選した原画・映像・資料・愛用品など約150点を展示

神戸ゆかりの美術館『手塚治虫展』　神戸市東灘区

　神戸ゆかりの美術館（神戸市東灘区）で7月8日から8月31日まで、特別展『手塚治虫展』（Kiss FM KOBE 後援）が開催される。

　同展では、『鉄腕アトム』『ブッダ』『火の鳥』『ブラック・ジャック』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』などの代表作をはじめ、手塚治虫が生涯に手がけたマンガとアニメーションの中から厳選した原画・映像・資料・愛用品など約150点を展示し、創作の歴史と作品に込められたメッセージの数々を紹介する。そのほか、50代中頃から描いた戦争を主題にした代表作『アドルフに告ぐ』（『週刊文春』連載）には、神戸の北野が重要な舞台の1つとして登場することから「展覧会・神戸特別版として、手塚が描いた北野にも是非注目してほしい」という。

　また、会期中の7月8日には「学芸員によるギャラリートーク」、7月30日には子供のための美術講座「アニメのさいしょをのぞいちゃお！ゾートロープで手作りアニメに挑戦」、8月12日には「手塚治虫ミステリー・バス・ツアー」（要事前申し込み）も実施される。

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