春の特別展『和らんまん ~谷崎の愛した絵画、工芸、着物~』芦屋市谷崎潤一郎記念館

「瘋癲老人日記」のヒロインのモデルになった渡辺千萬子着用の訪問着
 芦屋市谷崎潤一郎記念館(芦屋市)で現在、春の特別展『和らんまん ~谷崎の愛した絵画、工芸、着物~』が開催されている。期間は6月25日まで。

 日本画家の鏑木清方(かぶらぎ きよかた)による「源氏物語」ポスター原画、洋画家の小出楢重(こいで ならしげ)の「蓼喰ふ蟲(たでくうむし)」挿絵原画、洋画家の和田三造の「春琴抄(しゅんきんしょう)」挿絵原画、洋画家の小磯良平の「細雪」口絵原画、版画家の棟方志功が「瘋癲老人日記」のヒロインのモデルを描いた版画「トレアドルパンツの千萬子」、王朝の恋に谷崎の想像を誘った愛蔵の俵屋宗達画軸「源氏物語屏風切」などの絵画をはじめ、谷崎愛用の三味線、妻の松子が使った蒔絵の琴などが紹介される。

 そのほか、松子や親族の女性たちが身につけた華やかな着物類も展示。衣裳道楽で着こなしのセンスに定評のあった松子の着物は、刺繍や絞りなど細かな手仕事がほどこされ見応えがあるという。実際に着用した着物にほぼ同時代の帯や小物類をコーディネートしてボディーに着せ、当時の着こなしを再現。「細雪」の時代をしのばせる女性美の極致を堪能することができる。
開催期間 2017年3月25日(土)~6月25日(日)
※月曜休館
時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
場所 芦屋市谷崎潤一郎記念館
(芦屋市伊勢町12-15)
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入館料 一般400円、大高生300円、小中生無料
※団体料金(20人以上)は2割引き
※65歳以上および身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳をお持ちの方、並びにその介護者1人は半額
問い合わせ 芦屋市谷崎潤一郎記念館
TEL 0797-23-5852

掲載日:2017/5/7 00:00

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