色とりどりの花が次々見ごろ　フラワーセンターで春満喫　加西市

　バラやシャクナゲが見ごろを迎える県立フラワーセンターで現在、『春のうきうきフェア』が行われている。園内に100匹以上の鯉のぼりが泳ぐ「鯉鯉まつり」をはじめとして、期間中様々なイベントが行われる。31日まで。

　自然の松林に囲まれた総面積約46万平方メートルの広大な敷地は、約7万平方メートルの広大な亀ノ倉池や南国ムードが感じられる大温室、大小様々な花壇、樹木園で構成されている。年間60万株にも及ぶ草花が植えられ、5月にはビオラやアネモネ、マーガレット、デルフィニュームも開花の時期を迎える。

　5月3日～5日にかけては、コメディジャグリングや似顔絵パフォーマンスなどの大道芸が1時間ごとに繰り広げられる子どもまつりが実施されるほか、加東市の特産・三草茶うどんの入ったお好み焼きや醤油アイスなど北播磨を中心としたご当地メニューが並ぶグルメ市、同園スタッフが手づくりしたオランダ衣装の試着体験も行われる。また、チューリップの球根60～90球を自由に持ち帰ることができる掘り取り体験（5月16日・17日）は、例年早くから来場する人もいるという人気のイベント。各日先着500人まで。

　その他、地元愛好家の手による押し花を組み合わせて絵画を作るアート展（5月9日～17日）や、ヤマアジサイの展示即売会（5月28日～6月2日）など、次から次へと見ごろを迎える花々に合わせ、多彩な催しが企画されている。

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