神戸市兵庫区の上沢駅近くにある『食堂カフェ 晴耕雨読』で提供されるメニューが「昔ながらの洋食で美味しそうだなぁ」と気になっていたところ、3月14日に三宮の東遊園地近くに姉妹店『町洋食 晴耕雨読』（神戸市中央区）がオープンしたことを知り、嬉しくなって行ってきました。

お店はオフィスビルの地下1階にあり、お昼時は会社勤めの方が多く利用されています。特に1,000円で大きな海老フライ2尾とハンバーグが付いてくる「Bランチ」や、数量限定の「本日のスペシャルランチ」（950円）が人気なのだそう。

店内に入ってすぐ目がとまったのはテーブルに並んだ果物。店主の和上さんの知り合いのバイヤーさんが選りすぐった果物なんですよ。

「晴耕雨読ランチ（コーヒー＆スープ付き）」1,500円（税込）※5月以降は本日のスープが付きます

今回私はお店の名前がついた「晴耕雨読ランチ」をいただくことに。大きなエビフライにハンバーグ、カニクリームコロッケ、スパゲッティがついて、“まるで大人のお子様ランチみたいっ♪”と心が躍りました。

サラダは彩りの美しさにビックリ。フレッシュなレタスにほんのり甘い人参のラペ、まろやかな酢漬けの紫キャベツに中華風味のきゅうりとズッキーニのソテーなど野菜がいっぱい。茹で卵にフルーツもついて大満足なサラダです。

メインディッシュはどれから食べようかと子どもの頃にワクワクした気持ちが蘇ります！

エビフライは約20㎝と大ぶり。サクサクの衣に身がぎっしり詰まってぷりっぷりで食べ応えがあります。柴漬けの華やかなタルタルは和風でエビフライとの相性抜群。店主の和上さんはフレンチと和食で修行を積んでいて、その経験を活かして考案されたソースなんです。

カニクリームコロッケは、サクッと薄い衣に蟹クリームがたっぷり。とろ～り濃厚なクリームに蟹の旨味が染み込み、トマトソースの程よい酸味がアクセントになります。

デミグラスソースのハンバーグはふわっと柔らかく、お肉と玉ねぎの旨味が広がります。驚いたことに、デミグラスソースは後味が意外とあっさり。ハヤシライスみたいにご飯と一緒に食べる“デミグラスライス”にして最後まで味い尽くしたくなりますよ！

ミートソースパスタはトマトの酸味と挽肉の旨味のバランスが良く、上品な味わいです。

「晴耕雨読ブレンド」単品価格 500円（税込）※お弁当を購入の方は250円（税込）

ランチに付くコーヒーは、長田区で自家焙煎珈琲を提供している『豆匠』によるオリジナルの「晴耕雨読ブレンド」。まろやかなコクで後味すっきりです。お昼にゆっくり飲めないお客様のためにテイクアウトの容器で提供しているんです。お客様のことを思った配慮が細部にまで感じられて心がほっこりしました。

店主の和上さんは「お客様から美味しかったという言葉をいただくと素直に嬉しいです。昼からも頑張ろう！と思ってもらえるような美味しいランチをお届けしていきたいです」と話してくれました。

ランチはテイクアウトもできます。今後は、東遊園地を訪れる親子連れに向けたお子様ランチやデザート、和食メニューに季節限定メニューも展開していく予定だそうです。丁寧な作りの洋食を味わいに、何度も通いたくなりました♪