売り切れ必至!幻のクリームコロッケを実食
垂水にオープンした『とうふ屋 尚ちゃん』に行ってきました 神戸市
垂水駅近くにオープンしたばかりの『とうふ屋 尚ちゃん』(神戸市垂水区)に、午前中には売り切れてしまうという幻のコロッケがあると聞いて、これは取材せねば!と行ってきました。
「いらっしゃーい!」「ありがとうー!」朗らかな声の響く、明るいお豆腐屋さんです。
お店は駅前の商業施設の地下にあります。買い物帰りのお客さんがひっきりなしに訪れ、楽しそうに会話を交わしながら好みのものを選んでいます。
「クリームコロッケ揚げたてでーす!」の声につられて見てみると…
なんと美味しそうなまんまるコロッケ!これが噂の「とうふ屋のクリームコロッケ」ですね。特別に揚げたてを試食させていただきました。
衣はとっても軽くてサクサク、とろ〜り出てくる豆乳クリームは溢れんばかりにたっぷりです。クリームは甘みがあり濃厚。ところどころに豆の風味が香りますが強すぎることはなく、味のバランスが絶妙です。
さらに、クリームの中には湯葉が散りばめられています。とろとろのクリームにほどよく湯葉の食感が加わって、なんとも贅沢な味わい。揚げたてだったコロッケは、試食している間にあっという間に完売してしまいました。
こちらは1日に200個売れるという揚げ出汁豆腐。衣がサクッと揚がっていて、出汁がじゅわっと染み込みます。こんなに薄い衣の中にどうやって収まっているのか不思議なほど柔らかい豆腐は「甘えん坊」という名前。
同店の豆腐には「頑固」「わがまま」「素直」「甘えん坊」と、かたさや味を性格に例えたユニークな名前がつけられています。「甘えん坊」は柔らかくてなめらか、豆の甘みを存分に感じることができます。
おやつに人気なのは「豆乳アンダギー」です。
アンダギー=パサっとしたイメージを持つ人もいると思いますが、同店のものは、外はサクサク、中はふわふわで、パサパサとは無縁です。生地を一度冷蔵庫で寝かせてから再度練って揚げるというひと手間で、膨らみ具合が違うのだそう。
長年豆腐屋を営むお祖父さんの背中を見て育った店主の貴田さん。自身も手伝う中で、自分の店を持ちたい思いが強くなり、多くの人が行き交う垂水駅前に店舗を構えました。「楽しんで選んでもらいたい」と、訪れる人との会話も大事にしているそう。
将来的にはお店の一角で「揚げたてを食べてもらえるようにしたい」と貴田さん。揚げたては格別なので、それはもうぜひお願いしたいです!
本格手作り豆腐からご飯の一品になるお惣菜、おやつまで…日常使いしたくなる街の豆腐屋さん。今後もアイデア商品がどんどん登場しそうで目が離せません。
詳細情報
- 場所
- とうふ屋 尚ちゃん
(神戸市垂水区天ノ下町1-1 ウエステ垂水地下1F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 不定休
- TEL
- 078-754-5039