日本人好みにアレンジしたポルトガル料理
有馬温泉街にある『堂加亭』でポルトガル料理のランチとデザートを食べてきました 神戸市
有馬本街道(湯本坂)沿いにある「堂加亭(どうかてい)」(神戸市北区)は、懐かしいレトロな雰囲気の佇まいの古民家カフェです。昼時には列ができる人気店で、人生初体験となる「ポルトガル料理」を食べてきました。
神鉄「有馬温泉」駅から徒歩8分、有馬温泉街のメイン通りにあります。ガラス作家でポルトガルに留学経験のある店主が、ポルトガル料理を日本人向けにアレンジして提供しているお店です。
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店内は昭和初期の懐かしさがある落ち着いた雰囲気で、テーブルはゆったりと配置されています。
窓に設置された棚には店主が制作したガラス作品が並んでおり、太陽の光があたって優しく輝きます。展示だけでなく販売もしているので、お気に入りの商品あれば購入可。
その上カフェでは店主の作品を食器としても使用しており、店全体がアートな雰囲気に包まれています。
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フランス直輸入のクロワッサンとポルトガルの煮込み料理がいただける「たっぷり野菜のサラダランチ」をいただきました。
まずは気になっていたポルトガルのお料理から。
といっても、ポルトガルのお料理をベースして日本人向けにアレンジしたもので、鶏肉や京芋や金時人参、ひよこ豆などの親しみのある煮込み料理です。コクがあるのに後味さっぱりで、野菜がやわらかくて美味しい!
たっぷり盛り付けられた彩り豊かで新鮮なサラダは、地元「淡河町」で育った野菜。サラダの横に添えられた人参のフラッペも、スパイスが少し効いた外国の雰囲気を感じるもので、鼻から抜ける香りがすごくさわやかです。
口コミでも美味しいと評判の「タラのコロッケ」と「スパニッシュオムレツ」。クリーミーなコロッケと具だくさんのオムレツは、おもわず「おかわり~」と言いたくなる美味しさ。
ガラスのお皿が素敵!盛り付けられたお料理ごとすべてが芸術作品みたいで、ここでしか味わえない特別感にうっとりしながらお料理を楽しみました。
神戸市北区産のコシヒカリを100%使用したというデザート「ポルトガルのアロシュ・ドース」もいただきました。こちらも、本場の味を少し日本人の好みに寄せた仕上がりになっており、同店でリピート率が一番高いデザートだそうです。
「アロシュ・ドース」とは、ご飯をミルクとスパイスで煮込んだライスプディング。
あまり味の想像ができませんでしたが、モチッとした食感で、ミルクとシナモンが優しい甘さの虜になります。添えられたリンゴも穏やかな酸味で、リピート率1位に納得です。
これからの季節、晴れたポカポカ陽気ならテラス席もおすすめです。
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古民家を改築し2012年1月にオープンした同店は、昭和初期の香りを漂わせながらも、どこか異国情緒を感じさせえる不思議な空間でした。
各テーブルにさり気なく飾られたお花屋や懐かしい家具など、どこを切り取っても絵になりそう素敵なお店で、日本人の味覚に寄せたポルトガル料理を食べてみませんか?