神戸電鉄「有馬温泉」駅から徒歩7分。有馬温泉街の湯本坂に、炭酸煎餅発祥の店「三津森本舗」（神戸市北区）のカフェがあります。有馬グルメの食べ歩きでも人気の「MITSUMORI CAFE（ミツモリカフェ）」に、SNSで話題の「炭酸煎餅ティラミス」を食べに行ってきました。

昔ながらの日本家屋が立ち並ぶ中、魅力的なスイーツの看板があります。のれんの向こう、扉の窓ガラス越しには、大人っぽい落ち着いた雰囲気の店内が見えます。

明治時代から続く「三津森本舗」の上品なたたずまいで、有馬温泉の雰囲気をそのままにゆとりを感じられる空間です。

奥に進むと、4人用のテーブルが2つと、2人用のテーブルが1つあります。

窓の前にあるこちらの席は、窓際に畳椅子が置かれていて、人気のテーブルです。どこに座っても温かみのある空気感に包まれ、心が安らぎます。

座席数があまり多くないのですが、混雑時は入口横のテーブルやテイクアウト用カウンターの後ろにある長椅子も利用できるそうです。

さっそく「炭酸煎餅ティラミス」と「カラフル有馬サイダー」を作っていただきました。お皿の上に、何層にも重ねられる炭酸煎餅、そして最後にたっぷりのクリーム！見た目の美しさに、心が踊ります。

「炭酸煎餅ティラミス」単品600円（税込）・「カラフル有馬サイダー」750円（税込）

見た目はまるでケーキで、言われなければ炭酸煎餅を使っていることがわからないかもしれません。「どんな味がするんだろう…」と、全く想像ができませんでした。

ナイフとフォークでいただきます。添えられているのは炭酸煎餅のフレークで「お好みで自由にかけてください」とのこと。フレークをかけると、食感がかわるのだそうです。

一口食べてみると、炭酸煎餅がもちもちしていて柔らか～い♡アイスだけが冷たくて、口の中でクリームがとろけます。

炭酸煎餅フレークをかけてみると、パリパリとした食感が加わってさらなる進化を感じます。フレークとティラミスの生地、同じ炭酸煎餅なのに、こうも食感が変わるのですね、おもしろい！

こちらは「カラフル有馬サイダー」です。有馬サイダーの中に、カットされた夏季限定のくずバーが入っています。

くずバーのテイストは5種類。甘夏、白桃、マンゴー、いちごにサイダーです。くずを使ったもちもちとしたゼリーで不思議な食感です。口の中でサイダーがしゅわしゅわ～っと心地よく弾けます。暑い季節は特に人気のドリンクなんだそうです。

「MITSUMORI CAFE」は炭酸煎餅を使った食べ歩きグルメの種類も豊富！有馬温泉街の日帰りグルメ旅にもおすすめです。

コロナ禍で多くの人が外出できずに自宅で過ごす時間が増える中、「おうち時間を楽しんで欲しい」というスタッフの温かい想いから炭酸煎餅のアレンジレシピが誕生しました。

そんな「MITSHMORI CAFE」でまた、のんびり心落ち着く時間を過ごしたいです。