毎日せわしなく時間が過ぎていく中で、少しだけでもほっとする時間を過ごしたいと思うことってありますよね。今回はそんな気分の時にぜひおすすめしたいカフェをご紹介しますね。

宝塚大劇場や手塚治虫記念館から程近い路地を少し入ったあたりにある「CAFE DARBUKKA（カフェダルブッカ）」。阪急「宝塚南口駅」からだと徒歩で5〜6分ほどです。

1Fが駐車場になっている建物の階段を上がるとレトロなガラスの可愛い黄緑色のドアが出迎えてくれます。

珪藻土の壁と無垢の木材で出来た店内には窓から柔らかな陽射しが入りすごくゆっくりと時間が流れている感じの空間。

内装は店主さんが手作りで仕上げたのだそう。時計やモビール、小物など置いているものが全部可愛くて、筆者個人的に大好きな雰囲気でした。

店内にはフェアトレードのマダガスカル産チョコレートや小物、インドのスナック、紅茶などの販売コーナーもありました

旅が好きで世界中を食べ歩いてきたという店主。そんな旅の中からインドやスリランカをベースにスパイスを使った料理を提供し始めるようになったそうで、今年で20年目になるらしい。

安心できる食材にこだわり、できる限り環境に配慮して丁寧に作られたオーガニック素材やフェアトレードのものを中心に使用しているのだそう。

「本日のカレープレート」1,350円〜（税込）
※写真は"ベジ+ノンベジ"1,630円（税込）

ランチの「本日のカレープレート」。"ベジカレー"、"ノンベジカレー"、"ベジ+ノンベジ"と選べるのでベジタリアンの方でも大丈夫で、ヴィーガンへの対応も可能です。

この日のカレーは"南インド式カリフラワーとレンズ豆のサンバル”と"スリランカ風ビーツのココナッツカレー"と"ベンガル風チキンマスタードカレー"。ご飯は有機米を5分つきに自家製米し黒米と一緒にたいたもので、ほかにヨーグルトや野菜の副菜、パパド（豆の粉で作ったお煎餅）などが乗せられ彩りも綺麗です。

3種類のカレーはそれぞれテイストが違い、やさしくスパイスがきいていて美味しいです。混ぜ方によって味が変わり、野菜なども混ぜていくと味も食感も色々と楽しめます。そんなに辛くないので辛いのがあまり得意ではない人もこれだと大丈夫そう。

最後にはさらに残ったものを全部混ぜで食べました。

同店では他にスイーツや多くの種類のドリンクも提供していますが、インドの紅茶やカルダモンコーヒーなど普段あまり飲むことのできないような珍しいものがたくさんありました。中でも筆者が興味を持った"ヨギティ"というヒーリングティー。体調がすぐれなかったり、気分が落ち込んだりしている状態を優しく緩和してくれるのだとか。今度また飲みに行ってみようと思います。

ゆっくりと時間が流れる可愛くて心地の良い空間で、ゆったりとしたランチタイムを楽しんできました。