ここでしか食べられないこだわりの詰まったシンプルなケーキ
西元町のパティスリー『makostandard』が手掛ける絶品スイーツを紹介 神戸市
10月6日にオープンし、連日大行列のパティスリー『makostandard』。SNSで見かけた素敵なケーキに目を奪われ、取材に行ってきました。一口食べた瞬間に「またすぐに食べたい!」と思ったスイーツの数々と、手掛けるパティシエのこだわりをご紹介します!
場所は阪神電鉄「西元町」駅・西出口から歩いてすぐ。横断歩道を渡ると、緑色のかわいいお店が見えてきます。
店を切り盛りする布澤さん夫妻は、元々三重で8年間「パティスリー アノ」という洋菓子店をされていたとのこと。
「種類は少なくてもより時間をかけ、自信をもってお客さんにお菓子を届けられたら」という思いから、今回お菓子作りの修行をしたという思い出の地・神戸でお店をオープン。「原点に立ち返る」という意味を込め、『makostandard』と名付けたそうです。
店にはそんなこだわりのお菓子がズラリ。シンプルですが1つ1つがとても艶やかで、丁寧に手掛けられたことが伝わるケーキたち。外で並んでいる時点で、つい目が釘付けになりました。
「フレッシュなフルーツを使ったものもありますが、赤ワインで煮たり火にかけたり、素材の味わいを凝縮させたものが多いです」とのこと。確かに他のお店にはあまり並ばない珍しいケーキが目を引きます。
店には焼き菓子も並び、中でも「フィナンシェ」と「エンガディナー」がおすすめとのこと。
今回は自慢の焼き菓子2種に加え、「これを食べてもらえば、ケーキへのこだわりが分かってもらえるかも」とおすすめしてくれたケーキとプリンをいただきました!
フィナンシェに関しては「大きく違った作り方をしているということはないのですが、素材や焼く時の温度に気を遣っています」とのこと。ギリギリまで焼くことで香ばしく風味が出るんだとか。確かに甘さは控えめで香ばしく、表面はサックサクです。
「エンガディナー」というお菓子は今回初めていただいたのですが、くるみの香りと食感が抜群でめちゃくちゃおいしい。サクサクの食感が癖になりました。
「タルトシトロン」は記者一番のお気に入り!緑の色合いが特徴の淡路島産「アレンユーレカレモン」を使用しているとのことですが、1口食べてびっくり!レモンがたった今かけられたかのような、爽やかな香りが広がります。クリームからタルトの部分まで、酸っぱすぎないのに今まで食べた「レモン味」のそれとはまるで違う。食べる手が止まりませんでした。
プリンには「丹波地鶏」の卵を使用していて、トロットロなカスタードと、ほろ苦いカラメルが絶妙にマッチ。まろやかで濃い味わいがとってもおいしかったです。
シンプルなのに、じゅんわりとした味わい。他のケーキを食べてみたくなったのはもちろん、友人や家族にもぜおすすめしたい!と思うほど店のお菓子の虜になりました。12時オープン後、売り切れ次第終了なので早めの訪問がおすすめですよ~!
詳細情報
- 場所
- makostandard
(神戸市中央区相生町1丁目1-18)
GoogleMapsで探す - 時間
- 12:00~(売り切れ次第終了)
- 定休日
- 日曜日、月曜日、火曜日、祝日(ほか不定休あり)
- 備考
- 毎週木曜日はクロワッサンの日