幅広い年代の人が楽しめること間違いなし!
『新開地アートひろば』の「ニューおばけやしき」でひんやり体験してきました 神戸市
『新開地アートひろば』(神戸市兵庫区)でこの夏開催中のイベント「ニューおばけやしき」は、不気味なのにくすっと笑えて、ついつい何回も見てしまう人続出!ちょっとだけ覗くつもりが、あっという間に虜になってしまったその全容をご紹介します!
同施設は今年4月にリニューアルオープン。阪神・阪急・山陽電鉄・神戸電鉄「新開地駅」8番出口より、徒歩約5分の場所にあります。
同施設では7月・8月の夏休み期間、「新開地おばけひろば」と題しおばけや妖怪、怪談をテーマにした様々なイベントを開催しています。今回私が伺ったのは、地下1階のギャラリーで開催されている「ニューおばけやしき」。
地下1階のギャラリーでは、シーズンごとに様々なアーティストが個展などを行っており、今回は神戸を拠点に活動しているアーティスト・田岡和也さんと、オマルトヴェンザーさんの共同展示。地下に続く階段や踊り場から、そのアートは始まっています。
ニューおばけやしき、どんなものなのか期待が膨らみますね!
地下へ降りると、「おばけ」にまつわる絵本や漫画が置かれた「おばけ図書コーナー」があり、多くの家族連れが読書を楽しんでいました。
受付で懐中電灯をもらって、いよいよ「ニューおばけやしき」へ潜入です!「ちなみに怖いですか?暗いですか?」と聞くと「面白いですよ」と一言。
入り口は2つ。どちらも違った展示が広がっているため、2回楽しむことができます。まずは「入口1」より、一つ目の展示を見ていきます。
同施設のある「新開地地区」は「湊川」という川が埋め立てられて出来た場所。この展示はその湊川に存在していたカッパたちが、埋め立てによって住む場所を奪われたというテーマで繰り広げられています。
川に捨てられていたごみと、カッパの顔出しパネル。確かに怖さはありません。
道を通り抜けるときには、音に反応したハムスターたちが一斉に鳴き始め、びっくりしながらも1つ目の展示が終了しました。
2つ目の展示は、中に入ると薄暗い世界が広がります。ここでついに、受付でもらった懐中電灯の出番が。湊川に伝わるカッパ伝説を伝えるVTRが流れる中…
浮かび上がるのはその「伝説」を伝える人々。1つ1つに小さなボタンがあり、押すと光ったりカッパや川について教えてくれます。暗さも相まってちょっと不気味な雰囲気ですが、思わずくすっと笑ってしまうお話も。
様々な展示を進み、最後に広がるのは…?こちらはぜひ会場で確認してみてください。
中には「もう一回見る!」といって、もう一度入っていった親子も。「もしも本当にカッパがいたとしたら、今回の展示のように明るくて楽しい雰囲気が好きだったかな?」なんて考えながら、私も不思議な展示に見入ってしまいました。
うだるような暑さが続く日々。夏休み中の子どものほか、カップルでも楽しめること間違いなし!不気味でポップな展示で涼を感じてみてはいかがでしょうか?
詳細情報
- 開催期間
- 2023年7月22日(土)~8月27日(日)
- 場所
- 新開地アートひろば
(神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号)
GoogleMapsで探す - 時間
- 11:00~17:00
- 休館日
- 火曜日(祝日の場合は翌日に振替)、年末年始(12月28日~1月4日)