アジア職人の手しごと雑貨を暮らしにプラス♪
阪神芦屋のアジアン雑貨「Payung(パユン)芦屋本店」で買い物してきました 芦屋市
阪神芦屋駅から徒歩1分。大人なアジアン雑貨や和食器を販売している「Payung(パユン)芦屋本店」(芦屋市)に行ってきました。

同店は「おとなアジアン雑貨×和の手仕事」をテーマに、テーブルコーディネートやインテリアコーディネートを提案する雑貨屋です。2019年に実店舗を構え、その後オンラインショップも開設されました。


店内には、異国情緒ただよう生活用品やインテリア雑貨、アクセサリーなどがずらり。数百円で販売しているものも多いため、安心して眺めることができます。

ちょうど訪れたタイミングでアタ雑貨の新商品が並んでいました。インドネシアに住んでいたこともあるブランドマネージャーのmahoさんが、バリ島・トゥガナン村で買い付けたものです。
シダ科の植物「アタ」を使い、編むものに合わせてツルの細さを均一に。アタがほそければほそいほど細かい編み目となり、難しく時間がかかってしまうのだとか。

コースターでくらべると、左から右にいくにつれて細かくなっていくのが分かると思います。1番右の「スーパーハイクオリティ」で仕上げることができる職人は年々少なくなっているそうで、良いものを一度買うと、10年20年と長く愛用することができるみたいです。

こちらは、インドネシア・フローレス島に住む女性が編んだヤシの葉のバスケット。妊娠中や子育て中の女性にとって、炎天下の畑仕事は身体に負担をかけてしまいます。
そんな女性たちが安心して働けるようにと、古くから根付いている手仕事で、慣れている人でも、小さいもので12時間ほど、大きいものだと40時間ほどもかかるのだとか!スリッパを入れて玄関に飾ったり、グリーンを入れたり、ブランケットをくるっと丸めて収納してもいいですね。

筆者がひとめ惚れした、同店限定の「アルミ製オーナメント」。ゴールドやシルバーのアルミが、キラキラ光りを反射させてくれて、木の枝やカーテンレールなどにぶら下げると風にゆられて素敵です♪

春夏は、蚊取り線香ホルダーや日傘も人気。お湯を注ぐと鉄分の溶出が期待される「南部鉄器 鉄瓶兼用急須 みやび」のほか、有田焼や丹波焼、今治タオル、淡路島のお香など、日本の職人が手掛けたコーナーも魅力的でした。

ひとりでじっくり吟味するのもいいですが、にこやかな店長さんと話しながらチョイスするのもおすすめです。それぞれの商品ができあがるまでのストーリーや、職人たちの思い、生活への取り入れ方などが聞けるので、より愛着をもってお迎えすることができますよ。

現在はシンガポールに住む、ブランドマネージャー・mahoさんは「お求めやすい価格帯で販売していきたいとは思いますが、職人さんの素晴らしい技術や、伝統・価値を残すためにも、バランスを考えて皆さまにお届けしております。手作りのため統一感がないこともあるかもしれませんが、個性としてあたたかく受け入れてもらえるとうれしいです」と話してくれました。

暮らしにプラスするだけで、心がぱっと明るくなる雑貨たち。オンラインショップも展開しているため、訪れる前の下調べや、悩んだときはあとから買い足しすることもできそうですね!
詳細情報
- 店舗
- Payung(パユン)芦屋本店
(芦屋市精道町6-10 芦屋ガーデンハイツ1F)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 月曜、不定
※臨時休業はこちらから確認を - TEL
- 0797-61-4205