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姫路城グランドオープン ブルーインパルスの祝賀飛行も 姫路市
「平成の大修理」を終えた世界遺産・姫路城が3月27日、グランドオープンする。姫路市では年間入城者数が200万人を超えることも想定し、オープン初日~5月10日までを特別対策期間として、大天守登閣希望者に整理券を発行するなどの特別対策を実施する。
50年ぶりの大修理は約5年半の時間をかけて行われ、城壁や白漆喰は白鷺城の愛称そのままの輝きを取り戻した。建築物としての城そのものを展示するというコンセプトのもと、城内に設けられていた資料展示のスペースはほとんどが撤去される。現代的な物の存在しない空間で、江戸の雰囲気をじっくりと感じられるという。一方で、スマートフォンをかざすと動画などが現れる新技術「AR(拡張現実)」を取り入れたことにより、歴史的・構造的に重要なポイントでは詳しい説明を見ることもできる。
大天守の見学は、大手改札口(入場ゲート)で1日あたり1万5千人を上限として先着順に配付される整理券が必要。状況に応じ、開門時間の繰り上げなども随時検討される。同城公式サイトでは、待ち時間や混雑状況をリアルタイムで確認できる。
オープン前日の26日は同城三の丸広場で記念式典が行われ、航空自衛隊のアクロバットチーム・ブルーインパルスが、姫路大博覧会以来49年ぶりに祝賀飛行を披露。また、白鳥城として世界的に知られるノイシュバンシュタイン城(ドイツ)と結ぶ観光交流協定の調印式もある。
詳細情報
- 日程
- 3月27日(金)~
※記念式典は3月26日10:00~
※3月27日~5月10日は大天守登閣に整理券が必要(大天守以外の見学は自由)
- 時間
- 9:00~16:00(閉門は17:00)
- 場所
- 姫路城(姫路市本町68)
- アクセス
- 各線「姫路駅」徒歩約20分
- 料金
- 大人1,000円、高校生以下300円
- 問い合わせ
- 姫路城管理事務所
TEL 079-285-1146