今年開通から25周年を迎えた世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」。神戸と淡路島をつなぐ交通手段として多くの人が利用しているほか、夜になるとライトアップされるその美しい景観も大きな特徴です。今回はそんな橋をまた違った形で堪能できる『舞子海上プロムナード』（神戸市垂水区）に行ってきました！

施設はJR「舞子」駅、山陽電鉄「舞子公園」駅から徒歩5分の場所にある『県立舞子公園』内にあります。

施設の真ん前には、大迫力の橋が！真下から見ると改めてその大きさに圧倒されますね。

入館後、エレベーターで8階へ。

同施設は1998年4月5日に開設された回遊式遊歩道。その高さは海面から約47m、陸地からだと約150m！美しい景色を堪能できるほか、橋の仕組みを見学できます。

一歩進むと、その高さと風に圧倒。橋の上を走る車の音がして、自分が橋の真下にいるということを再認識します。見下ろすと広がるのは真っ青な海。

時々、点検の車が通っていく様子も見ることができるんです。こんなところを車が通るなんてビックリ！

ずんずん進んでいくと、中央部分にはラウンジが。大きな窓から景色を一望できます。

さらに遠くを見ることができる望遠鏡があるほか、橋の歴史を学ぶ資料などが展示されています。

大きな窓からは同じく舞子公園内にある「移情閣」など、神戸の街を見通すことができます。舞子公園ってこんな形をしているんですね！

またラウンジ内にはカフェも併設。明石の食材を使ったフードやスイーツなどを販売しています。

こちらのカフェからは、明石の街側の景色を堪能できます。せっかくなのでクリームソーダをいただきました。

クリームソーダ 600円（税込）

青い海とどこまでも続く街並みを眺めていると、ついついぼーっとしてしまいました。海の色に合うような透き通ったクリームソーダ、この場所でいただくと格別でした！

ラウンジを出てさらに先へ進むと、こんなポイントが！海の上を歩いているような感覚を味わえる「海上47mの丸木橋」です。

ガラス張りになっていてスリル満点！太陽の光に照らされてキラキラと輝く水面が美しく、印象的でした。

遊歩道の先端部分には展望広場が。ここからは淡路島まで、まっすぐ伸びていく橋を見ることができます。

「ここを歩いて行けば、淡路島までどれくらいで到着するんだろう」なんてことを思いながら眺めていました。

このスポットで一番面白かったのは、航行する船を上から見下ろすことが出来るということ！次々とやってくる船が橋の下を潜り抜けていきます。

あっという間に通り抜けていく様子が見られるのは、橋の上ならではの貴重な体験でした！

橋の上を通る、下から眺める…。いろんな楽しみ方がありますが、「橋の下から橋と景色を眺める」経験ができるのは『海上プロムナード』ならでは。暑い時期でも涼しく楽しめるので、夏の海を上から見下ろしてみてはいかがでしょうか？