自家製飼育した鶏を使用!神戸北野にある路地裏の名店
『小粋料理 鶏ぃん』の鶏料理コースを堪能してきました 神戸市中央区
神戸三宮駅前から山側に向かって徒歩約8分、神戸北野の路地に知る人ぞ知る“おいしい鶏料理の店”があります。
店の名前は『小粋料理 鶏ぃん』(とりん、と読みます)。隠れ割烹のようなムード漂う店構えと、「自家製飼育」と書かれた赤い布看板が目印です。
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店内はカウンターが6席と奥に掘りごたつの座敷が2つ。全国から集めた焼き物の器やお皿が所狭しと並ぶオープンキッチンスタイルの厨房で腕を振るうのは、店主の横山博一さん。
白の作務衣をまとった姿からは“職人オーラ”があふれ出ていました…!高校を卒業後、10年間和食のお店で修業を積んだのち、独立されたそうです。
布看板にも書かれていた自家製飼育「アンビシャスバード」は、150日~250日間という長期間飼育(通常は80日程度)によって、肉の旨みを最大化させたオリジナルの地鶏。
品質管理も徹底しており、その日〆たばかりの新鮮なお肉は刺身でいただくことができます!
今回はディナーの定番コース(1人 6,600円・税込)を取材しました。まずいただいたのはアンビシャスバードのむね肉と皮の「炙り」です(お刺身と炙りから選択可)。
むね肉はレアだからこそ味わえる、舌に吸いつくようなしっとり感がたまりません!臭みもゼロであっさり、さっぱりといただけます。皮の弾力ある食感はまさに初体験♪
※お刺身・炙りは別オーダー制。予約時にお伝えください(super M size 990円、exciting L size 1,650円・各税込)
続いていただいたのは焼き鳥10串とお野菜2串。肉の部位や野菜は日によって変わり、今回は「もも」「ヒップ」「肝(レバー)」「やげんナンコツ」「膝ナンコツ」と「新玉ねぎ」「京ネギ」でした。
食材だけでなく調理法にもこだわっており、焼き鳥には「水晶プレート」を使用。焦げにくく、遠赤外線効果でふっくらジューシーに焼き上がるそうです。
写真中央のバターのような物体は、アンビシャスバードの旨みエキスを固形にしたもの。ただでさえおいしいお肉を、凝縮された旨みエキスでコーティングします♡
ぜひ焼きたてをすぐに頬張ってください!ちなみに筆者のイチオシは「もも」(次点で「肝」)です。
続いて出されたのは肴2品。プリプリのもも肉とキャベツ・ネギの「炊き合わせ」は、鶏の旨みと野菜の甘さが溶け込んだ絶品スープを味わうことができます。あまりのおいしさに一滴残らず飲み干したくなること間違いなし。
二品目はもも肉、むね肉、ヒップ、白子、皮など、様々な部位がゴロゴロ入った「すき焼き」。甘さ控えめで出汁の効いた割下スープがこれまた絶品で、これまた一滴残らず完食♪
〆の一品は、なんと炊きたてのご飯を1人1釜提供!今回はそのまま食べましたが、雑炊や焼きおにぎりなど5つのラインナップから選択可能です。
コースにはフリードリンク(2時間制)も付いており、ビール、日本酒、焼酎、ワインなど様々なお酒と料理のマリアージュを堪能することができますよ♪※+2,200円(税込)でBYO(ドリンク持ち込み可能)にも対応。
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料理がおいしいのはもちろんですが、横山さんとのおしゃべりがあまりに楽しく、気が付けば3時間近くお店に滞在してしまいました。人情味あふれる店主と過ごす時間のとりこに、筆者もなってしまったようです(笑)。
- 場所
- 小粋料理 鶏ぃん(とりん)
(神戸市中央区中山手通2丁目12-9 プリマヴェイラ中山手 101 )
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