筆者はブルーベリーが大好きです。先日買ったケーキにのっていた大粒ブルーベリーがとても美味しかったので、お店の方に聞いたところ『さんだブルーベリーガーデン（みぞばた農園）』のものですよ、と教えてもらったので、さっそく足を運んでみました。
 

くまちゃんがお出迎え♪職人気質のご主人と笑顔が素敵な奥様が二人三脚で経営されています

こちらでは、約60品種ものブルーベリーを栽培。大粒で酸味・甘み・香りが強い「ハイブッシュ系」と、中〜大粒で甘みが強く濃厚な「ラビットアイ系」があります。

とにかく広い。足元にはしっかり防草シートが貼ってあり、お子さん・お年寄り・ベビーカーも安心

ブルーベリーの原産地は北アメリカ。ハイブッシュ系はオニール・トワイライト・ブリジッタ・エリザベスなど20品種、ラビットアイ系はプレミア・ブライトウェル・ラヒ・ノビリスなど5品種をメインに、シーズン中いつ来ても楽しんでもらえるようにと、完熟時期が異なる品種を揃えています。

虫や鳥の害を防ぐために、しっかりと網を。キレイに張るのって実は難しい。熟練の技です

なんだか、人の名前みたいで面白いですね（笑）。

びっくりするよな大きな粒！こちらはラビットアイ系の品種

そして、なんと言っても、本日のお楽しみは「食べくらべ」。受付を済ませると農園まで行き、案内（説明）をしてもらえるのですが、とにかく楽しい！

ブルーベリーなんてどれも同じでしょ、と思った人！ぜひ、「食べくらべ」を体験してください。酸味と甘みのバランスがどれもすべて違うんです。不思議ですよね〜。

（左）ハイブッシュ系の「ピンクレモネード」。cafe Tubuさんの「ブルーベリーチーズケーキ」、（右）贈り物食堂mouetteさんの「ブルーベリーケーキ」

また、近郊の人気カフェや洋菓子店ご指名の農園自慢のブルーベリーが食べ放題なんて嬉しすぎます！

（右）鉢に名前が書いてあり、どの品種か分かるようになっている

元々、兼業農家ではあったものの、ご主人が脱サラしてブルーベリーの栽培を始めてから11年。

開園以来、「ミツバチ」による授粉と、なるべく農薬を使わないことにこだわって育てているそう。味がはっきりしているのはそのせいでしょうか。こんな自然に囲まれたロケーションも手伝ってか、よりいっそうの新鮮さと、果実本来が持つ味を濃く感じます。

自家製ピクルス・ジャム、自家採蜜ハチミツなど、加工品も販売されています

さらに養蜂も営まれており、春にはブルーベリーの花や桜、菜の花、夏の様々な花の蜜など、ミツバチが運んできたものを採蜜し「百花ハチミツ」として販売（百花＝いろんな花）。美味しそうな蜜の色につられて、筆者も購入しました♡

優しい甘さで、ハチミツだけでも食べていられます。

採れたてのプチトマト「ピンキーとキラーズ」。赤がピンキー、黄色がキラーズだとか（笑）

そのほかにも季節の野菜を作られており、訪問した際にはトマトが。皮が薄くてツヤツヤで、口の中に入れると「プチっ」と弾けます。トマトが苦手なお子さんでも嫌がらずにペロリと食べてしまうとか。

田んぼの緑が果てしなく広がる風景に癒されます

また、土日には「てるっちベーカリー」さんが出店されて、ブルーベリーピザや軽食などの販売も。来場者は、祖父母からお孫さんまでのファミリーや、グループ、カップルで楽しむ方も多いそう。食べくらべができるので、会話も弾みますね！