「医食同源」に基づく美味しくて身体が喜ぶ韓国料理
苦楽園の『伽耶房』に行ってきました 西宮市
上品で穏やかな雰囲気が漂う街、苦楽園。そのメインストリートである苦楽園口通り沿いにある韓国料理専門店『伽耶房（かやばん）』に行ってきました。
店内はグレー×ブラウンで統一されたモダンでシックな装い。大人の会食にピッタリな雰囲気です。
同店の料理に流れるスピリッツは『医食同源』。「食べるものと、薬になるものの源は同じ」という考えです。厳選した食材を使用し、化学調味料は一切使用しないのだそう。また、かつてオーナーのお母さまが韓国宮廷料理の人間国宝、故・黄慧性 先生から本場の調理法の教えを受けたそうで、その調理法を実践することで、“柔らかい”味わいの韓国料理が実現するのだと言います。
期待を胸に、この日は人気メニュー「伽耶房セット」を注文。焼肉90gとキムチにナムル、薬味、チョレギサラダに包み野菜、スープとご飯がついています。
同店では「医食同源」を実践するために「五味五色」のバランスを重要視しているそうで、色鮮やかなおかずの数々にうっとり。
定番の白菜のキムチ、もやしのナムルのほか、蓮根のキムチ、筍のナムルなど珍しいものや、チャンアジと呼ばれる韓国風玉ねぎのピクルスがあって、味も歯ごたえもバラエティーに富んでいます。
韓国では焼肉を野菜に包んで食べるそう。私もサンチュやゴマの葉にお肉や薬味、ナムルやキムチなどを一緒に包んでいただきました。たくさんのおかずも、こうして食べるとペロリといけます。お肉だけじゃなくお野菜をたっぷりいただけるのは、嬉しい限り！
スープは定食になっている5種類のスープから選択可能！「伽耶房セット」ではハーフサイズで提供されます。
今回は牛骨と牛肉をじっくり煮込んだ「ソルロンタンスープ」をいただきました。なんでも牛骨に含まれるコラーゲンが煮込むことでスープに溶け出すそうで、美容にも良いのだとか。
優しく滋味深い味わいでナツメとクコの実がアクセント。スーッと体の中に染み渡り、思わず笑みがこぼれます。辛いのが苦手な方にもおススメですよ。
ご飯は白米と雑穀米から選べます。器は本場韓国でよく見かけるステンレス製のものでした。韓国ではお茶碗を手に持たず、テーブルに置いたままスプーンでご飯を頂くそう。韓国気分を味わいながら、そのようにいただきました！
「キンパ」などテイクアウトやデリバリーに対応したメニューもあるほか、「韓式しゃぶしゃぶ」「タッカンマリ（鶏の丸煮）」など数日前から予約が必要なメニューもあるので、気になる方は予約をしてみてくださいね。
オーナーの綾城さんは、焼肉チェーン店に数十年携わってきた経験から、どうしても多用される化学調味料のことが気になっていたそう。ご自身が歳を重ねる中で「自分が本当に食べたい！」と思える「美容にも健康にも良い食事」を提供することを決意し、昨年同店をオープンされたそうです。
今では同店の“食に対する想い”や“柔らかい味”の虜になった常連さんも多いのだとか。「お客様の9割は女性です（笑）」とオーナー。日々忙しくされている方こそ、自分へのご褒美として足を運んでみてはいかがでしょうか？
詳細情報
- 場所
- 韓国家庭料理専門店 伽耶房
（西宮市南越木岩町5-19）
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- ランチ 11:30～15:00（L.O.14:00）
ディナー 17:00～21:00（L.O.20:00） - 定休日
- 水曜日
- TEL
- 0798-61-5114