農園直送の大粒いちごがのったサクもち玄米クレープ
3月OPEN!『LaNtANa(ランタナ)元町店』に行ってきました 神戸市中央区
3月11日にオープンした、玄米クレープが評判の『LaNtANa(ランタナ)』に行ってきました。
11時の開店と同時に訪問すると、店長の西尾さんが大粒の苺を手際よくパックに詰めています。「ちょうど今、三木の自社農園から今朝採れたものが届きました。章姫(あきひめ)という種類で、とても甘くジューシーですよ」とのこと。縦長の大きく真っ赤な粒の美しさに目を見張ります。
キッチンカーの業態からスタートした同店ですが、玄米粉を使ったクレープで人気を博し、ここ元町・南京町のそばに実店舗をオープン。早速、人気No.1の苺クレープ「THE RED」を作ってもらいます。
手慣れた手つきで焼き始める薄い茶色の生地から、玄米の香ばしい匂いが漂ってきます。これはできあがりが楽しみ!
目の前に出されたのは、真っ白なホイップクリームの上に大きな苺がのった、花束のようなクレープ。まずはてっぺんの苺にたっぷりとクリームを付けてパクり。柔らかな果肉から強烈な甘さと爽やかな酸味を含んだ果汁が一気に飛び出してきます。
ひと口では食べられない程の大きな苺に幸せを感じつつ、残り半分はクリームなしで本来の味も堪能。そんな儀式を終えた後、クレープにかぶりつきます。
もちっとしつつもふんわり空気を含んだ特徴的な皮は甘さ控えめ。植物性のクリームを使うことで、コクは残しつつも脂っぽくなくあっさりとし、そこに苺の甘さが際立って、バランスの良い大人味のクレープに仕上がっています。
クリームチーズを使った「柑橘flomage(フロマージュ)(850円・税込)」や、「抹茶(1,000円・税込)」、「チョコバナナ(650円・税込)」なども人気だそうで、これらを少しずつ食べられるミニサイズのクレープも用意されているそう。(ミニと言っても食べ応え十分なのでご注意!)
もうひとつ注目のクレープは、玄米をより感じられる「シュガーバター」。こちらは時間をかけてじっくりこんがりと焼かれることで、ふちはパリパリ、次にさくさくを経て、奥に進めばモチモチが出てくる三段仕込みの食感。
ざくざくのグラニュー糖とキビ糖の優しい甘さに、全体に塗り込まれた四つ葉バターがじゅわっとしみ出してきます。熱々の焼き立てをぼろぼろこぼしながらも一気に完食。生地をしっかり味わえるシンプルなクレープは食後のデザートにもぴったり。
そして、これからの季節にオススメなのは、1パックもの苺を使った「けずりいちごアイス」。ミルクジェラートの上にカットされた苺、そこに練乳と苺ソースがたっぷりかかっていて、章姫の美味しさそのままを冷たく味わえる贅沢な逸品。
新鮮なフルーツを楽しめるのも自社農園ならでは。これからの時期は葡萄やブルーベリーが収穫され届くそうで、それらを使った新メニューも準備中だそう。元町に来たら要チェックですよ。
詳細情報
- 場所
- LaNtANa(ランタナ) 元町店
(神戸市中央区元町通2-1-5)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 不定休
- TEL
- 050-5434-5404