心温まる古民家カフェで、絶品ふんわりコッペパン
『こころみカフェ』に行ってきました 小野市
どこか懐かしさを感じる馴染み深さで昔から愛され続けている「コッペパン」のように、多くの人の心をホッと和ませてくれる古民家カフェ『こころみカフェ』(小野市)に行ってきました。
山々に囲まれた、マイナスイオンたっぷりの風景に溶け込む同店は、オーナーである柏木さんのご実家です。
生前、お父様が建てられたこの家で、「ハイキングに来た人が気軽に立ち寄れるような『山の家』のような存在になれたら」というのが、同店オープンのきっかけでした。
東京で料理の仕事をされていた娘さんご夫婦が、カフェオープンの手伝いに帰ってこられたのは6年前。当時、東京で流行っていた「コッペパン」を看板商品にしてはどうか?とのアイデアのもと、小野市産の小麦粉“ふくほのか”とミネラル豊富な小麦粉の皮“ふすま“を使用した同店自慢のコッペパンが誕生しました。
一番人気は「コッペパンセット」。あんバターとハチミツ黒胡椒が別で用意され、好みの味わい方ができるのがポイントです。
熱々のコッペパンを、まずはそのまま一口。口元に持っていく時の、香ばしいパンの香りにうっとり♡一口噛むと、表面のパリッという食感と中のふんわり柔らか〜い食感が同時に楽しめます。今まで食べたコッペパンの常識を覆すような香ばしさと、生地の甘さが染み渡る美味しさに感激!
次に、パンの切り込みにあんバターを挟み、「あんバターサンド」としていただきました。あんバターは、トッピングされた塩がアクセント。ミネラルが68種類も含まれた栄養たっぷりの天然塩「満月の塩」を使用しているそうです。パン本来の甘みとあんの深い甘みに、程よい塩味が合わさって、とろけるような美味しさ♡
この日は、畑で採れた野菜のサラダと、新玉ねぎを使用した「冷製新玉ねぎポタージュ」もいただきました。ポタージュは、バターで炒めた新玉ねぎに、ミルクと塩を加えたシンプルな味付け。新玉ねぎの甘みと食感が感じられる贅沢な一品で、パンにディップして食べるのもおすすめです♡
『その日に畑で採れた野菜で、できるものを作る』というスタイルなので、どんなメニューになるかはお楽しみ。毎回採れた野菜を見て、その時閃いた調理方法でメニューが決定するそうです。
「優しいお客さんに支えられ、毎日本当にありがたくて幸せです」と優しい笑顔でお話される柏木さん。コッペパンの美味しさはもちろん、柏木さんの「ありがとう」が詰まったお店の魅力を求めて訪れる人も多いんだろうな、と取材をしながら実感しました。
ここでしか味わえない絶品コッペパンと、隣の畑で採れた新鮮なお野菜を使った料理、食べる人の幸せを願った柏木さんの優しさに魅了され、またすぐに訪れたくなった筆者なのでした。
詳細情報
- 場所
- こころみカフェ
(小野市来住町78)
GoogleMapsで探す - 営業時間
- 10:00〜16:00(L.O.)
- 定休日
- 毎月1・2・3・11・12・13・21・22・23・31日(1桁の数字が1・2・3の日)
- TEL
- 090-8794-7565