本格コーヒーとモチモチベーグルが自慢の癒し空間♡
駅舎内のコーヒー店『けやき焙煎所』に行ってきました 小野市
神戸電鉄・JR加古川線・北条鉄道の各路線が集う「粟生駅」。線路東側の同駅舎内に、昨年夏オープンしたコーヒー店『けやき焙煎所』に行ってきました。
「公園や住宅地などあらゆる場所に植林されている“けやき”のように、地元の人にとって身近な存在になりたい」との思いから『けやき焙煎所』という名前をつけられたそう。
暖かい光が降り注ぐガラス張りの入り口から店内に入ると、早速コーヒーの良い香りが♡木のぬくもりをたっぷりと感じられる同店は、ホッと落ち着く空間です。
「地元に根付いたお店づくりがしたい」との思いから、白い壁そのものが可愛らしい小野市のマップに!市内の名所やおすすめスポットが一目でわかる、アイデア溢れる作りになっています。
もともとコーヒーメーカー器具の輸入商社で勤務されていたというオーナー。「自宅でも本格コーヒーが試せるように」とコーヒー器具の販売も充実しています。季節や時期によってラインナップも変わるそうで、見ているだけでワクワク♪
同店は、コーヒーに精通するオーナーが選び抜いた、こだわりのコーヒー豆を使用しているのが魅力。同店イチオシの「けやきブレンド」は、毎日でも飲みやすいようにと苦味を抑えつつも、飲みごたえや風味にこだわった高品質な仕上がりです。他にも、苦味が好きな人やあっさり飲みたい人など、様々な好みに合わせて選ぶことができます。
「コーヒー専門店ではあるけれど、コーヒーが苦手な人でも気軽に立ち寄って欲しい」との思いで作られた自家製ベーグルも人気です。時には、お客さんのリクエストでメニューにないものが並ぶこともあるんだとか。同店がお客さんにとって身近な存在であることが伝わってくるエピソードにほっこり♡
この日はオーナーおすすめの「けやきブレンド」と「自家製ベーグル(チーズ&トマト)」をいただきました。コーヒーを作っている時の豆を挽く音と漂ってくる良い香りがたまりません!「けやきブレンド」は、苦味を感じないあっさりとした飲みやすさですが、コーヒーの風味が存分に味わえる贅沢な味です。
大人気のベーグルは、「ベーグルは硬い」という常識を覆すほど、とにかくモッチモチ!パン屋さん直伝の生地に、香ばしいチーズとトマトの酸味が絶妙にマッチして、おかわりしたくなるほどの美味しさでした。このモチモチ具合、ぜひ試してほしい!
取材中に店を訪れた常連さんは「僕たちの年代は、”コーヒーは苦くて砂糖とミルクを入れるのが当たり前”という感覚。でもここのコーヒーは、そのままでも本当に飲みやすくて美味しいよ」とコーヒーの魅力を語ってくれました。
仕事の合間にホッと一息つきたい時や、のんびりとした休日のお散歩時に。地元愛と優しさに溢れたご夫婦が営むコーヒー屋さんは、“けやき”のように、そっと日常に寄り添ってくれる癒しのスポットでした。
詳細情報
- 場所
- けやき焙煎所
(小野市粟生町1816-2)
GoogleMapで探す - 定休日
- 毎週月曜日(不定休あり)
- 営業時間
- 10:00〜19:00
※土日祝日は18:00まで