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銅鐸とカリンバがドッキング? 楽しい森へいらっしゃい
滝川記念美術館 玉青館「銅鐸カリンバの森」展 南あわじ市
淡路島の南あわじ市滝川記念美術館 玉青館で「山下光雄 銅鐸カリンバの森展」が開催されています。12月4日まで。
同館は南画家・直原玉青氏の絵画を収蔵する美術館で、現在は7年前に南あわじ市で発見された「松帆銅鐸」全7点も常設展示されています。
銅鐸とは、弥生時代に祭礼に用いられた釣り鐘形の青銅器。同館では現在、日本で銅鐸が作られ始める以前の古代中国や朝鮮で使われていた青銅楽器の展示会が開催されており、「銅鐸カリンバの森展」はその展示会の同時開催イベントとして行われています。
カリンバとは、箱の上に並んだ金属棒を弾いて演奏するアフリカの楽器。本展示会では、同館1階多目的室が楽しく可愛い森に姿を変えて、奈良県在住のカリンバ作家・山下光雄さんがこの展示会のために制作した銅鐸形のカリンバ4点をはじめ、同氏がこれまでに制作した様々なデザインのカリンバ20点以上が展示されています。
どの展示作品も自然の造形を活かしていて、様々な仕掛けがあるなど、とてもユニーク。会場内には、来場者が自由に鳴らして音を楽しむことができるカリンバが置かれているほか、館員の解説により展示作品の音を聴くことができる機会もあります。
<記者のひとこと>
カリンバは、オルゴールのルーツとも言われるそう。とても優しい音色です。この展示会では、展示室を森の様子にディスプレイして楽しさいっぱい。美しい森に集まったいろんな表情を持つカリンバたちに、記者も会いに行きたいと思います。
詳細情報
- 期間
- 2022年11月1日(火)~12月4日(日)
- 場所
- 滝川記念美術館 玉青館
(南あわじ市松帆西路1137-1)
GoogleMapで探す - 入館料
- 大人 500円、大学・高校生 300円、中・小学生 150円
- TEL
- 0799-36-2314