甲冑武者行列など　歴史を感じる秋の日に

黒井小学校グランド『黒井城まつり』丹波市

丹波市立黒井小学校グラウンド（同市春日野町）で11月12日、恒例の『黒井城まつり』が開催されます。入場無料。

同イベントは、徳川家光の乳母・春日局の出生の城といわれる国指定文化財（史跡）黒井城跡を有する春日町黒井地区で毎年11月に開催されています。かつて織田信長の丹波攻略の際には、二度にわたって明智光秀の攻撃を支えた城だという黒井城。当日は、甲冑を身に纏い武士に扮した市民が場内を練り歩く「武者行列」をはじめ黒井城にちなんだ様々な催しが繰り広げられます。

当日、黒井小学校6年生による歴史学習発表と戦国太鼓が披露されるほか、和太鼓グループ「春日戦国太鼓」の力強いパフォーマンスや、華武姫（かぶき）忍者ショーなどを楽しめます。

武者行列に使用される甲冑は、黒井地区自治協議会主催の手作り甲冑教室にてボール紙を材料に作成されたものだそう。学習発表をした6年生も加わり、同町内にある兵主（ひょうず）神社を11時に出発し、会場まで1キロ弱のコースをゆっくりと練り歩きます。

主催する黒井地区自治協議会では、「戦国時代に誘う甲冑武者行列が見どころです」と来場を呼び掛けています。

地元住民手作りの温かなお祭り。
歴史を感じながら、ゆったりとした時間を過ごせそうですね。

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