このイベントは終了しました。
完成まで10年を費やした全68面の障壁画を一堂に
神戸市立博物館『東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展』
神戸市立博物館(神戸市中央区)で4月24日から6月6日まで『東山魁夷 唐招提寺御影堂障壁画展』が開催されます。
横浜で誕生し、3歳の年から東京美術学校に入学するまでの少年時代を神戸で過ごした東山魁夷(1908-1999)。東山は、著書『わが遍歴の山河』において、「私の少年時代が幸福であったと今でも思えるのは、神戸には山があり海があったからです」と回顧しています。同展で紹介される唐招提寺の障壁画においても、山雲と濤声に、日本の国の山と海の美しさと深い精神性を豊かに表現しています。
唐招提寺御影堂の障壁画は、鑑真和上の命日にちなんで行われる開山忌舎利会の数日間しか公開されることがありませんが、同展では全68面の障壁画を制作過程を示すスケッチや下図とあわせて展示。
完成に至るまでの制作過程と東山の長年の宿願であった水墨による障壁画の壮大さ、鑑真和上に捧げた祈りの美に触れることのできる貴重な機会となります。
詳細情報
- 期間
- 2021年4月24日(土)〜6月6日(日)
- 時間
- 9:30〜17:30
※金・土曜日は19:30まで
※入場は閉館の30分前まで - 場所
- 神戸市立博物館
(神戸市中央区京町24)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日※ただし5月3日(月曜・祝日)は開館
- 料金
- <前売(4月23日まで販売)>
一般 1,400円
大学生 600円
高校生以下無料
<当日>
一般 1,600円
大学生 800円
高校生以下無料 - 問い合わせ
- 神戸市立博物館
TEL 078-391-0035
記事の続きを読む