大竹しのぶ、豊川悦司、笑福亭鶴瓶が道頓堀川で水上会見　映画『後妻業の女』完成披露イベントレポート

　50代以上の世代による「熟年婚活」が急増していることを背景に、結婚相談所で効率よく相手を見つけ、資産を狙う結婚詐欺「後妻業」を鶴橋康夫監督がユーモラスに描いた“娯楽性エンターテインメント”『後妻業の女』の「大阪・完成披露イベント」が7月5日、道頓堀川にて実施された。

　“後妻業の女”として金持ち男をだます主役・小夜子を演じた大竹しのぶさん、小夜子とともに老人をだます結婚相談所所長・柏木役の豊川悦司さん、小夜子のターゲットとなる不動産王・舟山役の笑福亭鶴瓶さんらキャスト陣のほか、鶴橋康夫監督、原作者の黒川博行さんが登場し、大阪を代表する風景である道頓堀川を舟で航行しながら水上の会見を行った。

　本作の見所などを語るほか、水上会見ということで作中にある船上の婚活パーティーシーンの撮影を振り返り、思い出話に花を咲かせていた。道頓堀橋界隈に差し掛かると沿道には大勢の人が集まり、中には子どもが「鶴瓶！」と呼び捨てで声をかける場面も。鶴瓶さんは「呼び捨てにされる喜びというものもある」とにこやかに手を振って答えていた。また、水上会見後にはTOHOシネマズ 梅田（大阪市北区）にて「大阪・完成披露試写会」が行われ、700人を超える観客を前に舞台挨拶が実施された。

　映画『後妻業の女』は8月27日（土）より全国にて公開される。

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