4月26日にリニューアルオープンを迎える『神戸ポートタワー』に設置されていた「PORT OF KOBE」のネオン看板が、『神戸税関』（神戸市中央区）南側の芝生広場に移設されました。

写真提供／神戸市 港湾局

看板は5月1日に開放される「芝生広場」のモニュメントとして、広場の再開発工事が始まるまでの数年間に渡って設置される予定。夜間にはライトアップも行われるそうです。

写真提供／神戸市 港湾局

こちらの芝生広場は、神戸ポートタワーのリニューアルや、2025年4月の『ジーライオンアリーナ神戸』開業によって神戸ウォーターフロントへの来訪者増が期待されることを受け、イベントにも利用可能なエリアとして暫定的に整備し開放する運びとなったそうです。

出典元／広報誌KOBE　https://kouhoushi.city.kobe.lg.jp/202403-todo-400/

1963年11月に竣工された神戸ポートタワーは、当時の神戸市長だった原口忠次郎がオランダ・ロッテルダムを訪れた際に市街と港を一望できるタワー建造物『ユーロマスト』に感銘を受け、建設を思い立ったのだそう。パイプ構造を採用したその美しい形状から「鉄塔の美女」とも称されています。

今回のリニューアルは耐震補強等の改修工事のために行われ、リニューアルオープン後は、神戸の景色を360度楽しめるオープンエアデッキ『Brilliance Tiara』が新設されるほか、展望3階にはカフェ＆バー『Ready go round』がオープンします。オープン初日にはテープカットなどの「オープニングセレモニー」も執り行われる予定です。