対話型AIさくらさんのDXシリーズ「アバター接客さくらさん」が、阪神電車の神戸三宮駅に登場しました。AIさくらさんのデジタルサイネージに生成AI「ChatGPT」が搭載されることは、神戸エリアでは初の取り組みです。

駅員の業務負担の軽減と駅サービスの満足度向上が導入の目的で、「アバター接客さくらさん」は駅に訪れる利用客や外国人観光客に対して、西口の駅長室前で案内を開始しています。

神戸三宮駅は人気の観光スポットや大型のショッピングモール、レストランやショップが並ぶ地下商店街もあり、周辺の駅やバス・タクシーなどへの乗り換えも多く、駅員への問い合わせが多い場所です。

さらに、海外からの観光客も増え、多言語での対応など駅員の負担が多く、その対応やサービス面において課題が山積みだったそう。

今回導入された「アバター接客さくらさん」は、音声もしくはタッチパネルで、日本語、英語、中国語（簡体字・繁体字）、韓国語の5言語を使い、利用客に対し乗り換えルートや観光情報などの案内をしてくれます。

回答画面では神戸三宮駅の構内図を表示して駅構内を案内するほか、乗り換えルートや観光施設の情報などは外部サイトへ誘導する二次元コードを表示してくれるので、スマートフォンから読みとれば詳細な情報を確認することも可能。利用者にとって便利で安心な機能が満載です。