氷上町稲畑の赤井若太郎忠常が作りだした貴重な雛人形など

『稲畑人形のお雛祭り展』丹波市

　沼貫交流館ホール（丹波市）で、3月2日から『稲畑人形のお雛祭り展』が開催される。

　「稲畑人形」は、氷上町稲畑の赤井若太郎忠常が江戸末期の1846年（弘化3年）に創り出し、約173年間同地域で育まれてきた。同展示会では、創始者赤井若太郎忠常から4代目赤井みさ代さんまでの「練天神」や南小学校児童の作品が並ぶ。

　そのほか、3月1日には南小学校児童と保護者対象の鑑賞会と稲畑人形の歴史や、雛祭りと節句とのかかわりの話が催され、2日と3日には同会館内の制作室で制作中の作品や工程の写真などを見ることができる。（要申請）

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