素直に好きと言えないのは、なぜ？

映画『赤毛のアン 初恋』

　ルーシー・モード・モンゴメリーによる不朽の名作児童文学を原作にした映画3部作の第2部『赤毛のアン 初恋』が10月5日より公開される。本作では13歳という複雑な年ごろを瑞々しく描き、11月2日に公開予定の完結編『赤毛のアン 卒業』では将来への夢がふくらむ16歳のアンを描く。

＜ストーリー＞もうすぐ13歳になるアン・シャーリー（エラ・バレンタイン）は、クスバート家でマシュウ（マーティン・シーン）とマリア（サラ・ボッツフォード）との生活にすっかり慣れ、心から理解しあえる友達ダイアナ・バーリー（ジュリア・ラロンド）との友情も深まるばかりだった。学校では、アンは幾何学が苦手で劣等生扱いされていたが、しだいに成績を上げ人気者のギルバート（ドゥルー・ヘイタオグルー）と熾烈なトップ争いを繰り広げるまでになった。2年前に赤毛をからかわれて以来、ギルバートを無視していたアン。しかし、ギルバートがアンに贈ろうとしたリンゴを巡って、教師が彼だけを厳しく罰しようとしたとき、アンが不公平だと抗議したことを機にギルバートと言葉を交わすようになる。

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