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リーマンショックから米騒動まで この100年を作品とともに
兵庫県立美術館 特集『Back to 1918:10年ひとむかしと人は言う』 神戸市中央区
10年という時間を一つのまとまりとして区切った収蔵品によるテーマ展『Back to 1918:10年ひとむかしと人は言う』が3月17日、兵庫県立美術館(神戸市中央区)で始まった。6月24日まで。
同展では、1万点を超える収蔵作品の中から10年ごとに時間を遡り、その年に生まれた作品やその年の出来事に関連のある作品を紹介。大手投資銀行リーマン・ブラザーズが経営破たんし、インドネシアのスマトラ島沖をはじめ大地震が相次ぐなど、2008年に起きた様々な出来事を暗示しているかのようにも思える大岩オスカールの「www.com」。チェコでプラハの春が始まり、フランスでは5月革命が起こるなど激動の年と呼ぶにふさわしい1968年では、錯視を利用したオプ・アート(Op Art)を代表するヴィクトル・ヴァザレリの作品を中心に紹介。富山県で米騒動が起き、日本が英米仏とともにシベリア出兵することを宣言した1918年では岡本唐貴「十五歳の少年が見た米騒動の印象」など―。時代にゆかりのある作品とともに、10年ごとに100年間の時間旅行を楽しむことができる収蔵品によるテーマ展となっている。
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詳細情報
- 開催期間
- 2018年3月17日(土)~ 6月24日(日)
- 時間
- 10:00~18:00
※特別展開催中の金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで - 場所
- 兵庫県立美術館 常設展示室(1階、2階)
(神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1番1号)
GoogleMapで探す - 休館日
- 毎週月曜日
※ただし4月30日(月)は開館、翌5月1日(火)休館 - 入館料
- 一般500(300)円、大学生400(200)円、70歳以上250(150)円、高校生以下無料
※( )内は特別展とのセット料金
※毎月第2日曜日は無料
※障がいのある人は各観覧料金の半額。その介護者は1名無料。 - 問い合わせ
- 兵庫県立美術館
TEL 078-262-0901
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