人気の「ファミリア母子健康手帳」追補版の配布が始まる　神戸市

　今年10月2日より交付が始まった子ども服メーカーのファミリア（神戸市中央区）がデザインした新しい「母子健康手帳」の反響を受け、旧来の手帳保有者を対象にした追補版の配布が始まっている。

　リニューアルされた母子健康手帳は「親から子へ贈る」をコンセプトに制作され、表紙デザインやページイラストは神戸の老舗子ども服ブランド「ファミリア」が手掛け話題を集めた。

　旧来の手帳を保有する市民から交換を望む声が多く寄せられたことを受け、新たに制作された追補版はB6判、12ページ。対象者には1人1冊を無料で配布する。生まれたときのエピソードや親から子どもへの気持ちを記すページをはじめ、誕生日などの成長の節目に子どもへその時の気持ちを伝えられるページも設けられており、これまでの手帳とセットで使用することができる。

　受け取るためには平成29年度現在、子どもが就学前または妊娠中であることなどの条件を満たすほか、事前に神戸市イベント案内・申込センターに電話予約をする必要もある。窓口の混雑緩和などのため1日の受け渡し件数は限られているが、追補版は充分な数が用意されているため2018年2月末までに予約をすれば受け取ることが可能だという。

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