全ての働く人々に贈る、勇気と感動の実話

映画『ドリーム』

　1960年代初頭、ソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げるNASAのラングレー研究所でロケットの打ち上げに必要不可欠な“計算”を行う黒人の女性科学者たちが多大な貢献を成し遂げた史実を描いた『ドリーム』が9月29日より公開される。

＜ストーリー＞1961年の米ヴァージニア州ハンプトン。ソ連との熾烈な宇宙開発競争を繰り広げるNASAラングレー研究所では、優秀な頭脳を持つ黒人女性たちが“西計算グループ”に集い、計算手として働いていた。リーダー格のドロシー（オクタヴィア・スペンサー）は管理職への昇進を希望するが、上司に「黒人グループには管理職を置かない」とあっさり却下されてしまう。技術部への転属が決まったメアリー（ジャネール・モネイ）もまた、エンジニアを志しているが黒人である自分には叶わぬ夢だと半ば諦めていた。幼い頃から数学の天才少女と見なされてきたキャサリン（タラジ・Ｐ・ヘンソン）は、黒人女性として初めてハリソン（ケビン・コスナー）率いる宇宙特別研究本部に配属されるが、白人男性だけのオフィス環境は劣悪そのものだった。それでも仕事と家庭を両立させ、ひたむきに夢を追い続けた3人は、NASAの歴史的な偉業に携わり、自らの手で新たな扉を開いていく—。

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