勾玉や石の鏃（やじり）を作って古代のくらしを学ぶ

『古代のくらし体験学習会』 尼崎市立田能資料館

　尼崎市立田能資料館（尼崎市田能）で、古代のくらしを体感しながら学ぶ『古代のくらし体験学習会』が開催。7月30日は「勾玉をつくろう」、8月19日は「石の鏃（やじり）をつくってとばそう！」がそれぞれ実施される。

　国史跡田能遺跡の上に立地する同館は、遺跡から出土した遺物を中心にパネルや模型などを用いてわかりやすく弥生時代のくらしを紹介している。また展示を見るだけでなく、古代の生活やさまざまな技術を体験することで昔のくらしをより深く理解することを目的として、昭和46年から『古代のくらし体験学習会』も行っており、子どもから大人まで幅広い人が参加している。

　今回は、滑石を加工して弥生時代のアクセサリーであった勾玉を作成する「勾玉をつくろう」と、弥生時代に使われた石の鏃（矢の先の尖った部分）を鹿の角を道具にして作成、出来上がった矢を飛ばして当時の狩猟を体感する「石の鏃をつくってとばそう」の2つの講座を実施。両講座ともに7月11日から電話で参加申込を受け付ける。

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