兵庫の中学生が考案

「お弁当・おむすびコンテスト」優秀作品が初の商品化 大丸神戸店で期間限定販売

　ごはんが引き立つメニューの出来映えを競う「お弁当・おむすびコンテスト」の優秀作品が初めて商品化され、2月28日までの期間・数量限定で大丸神戸店（神戸市中央区）にて販売されている。

　ごはんを中心としたおいしく健康的な食生活について考える「おいしいごはんを食べよう県民運動」の一環として、兵庫県と兵庫県米穀事業協同組合が共同で実施している同コンテスト。第19回目となる今年度は、小中学生を中心に、1万2535点もの応募があった（お弁当4,961点、おむすび7,574点）。

　各部門優秀作品5点のうち今回商品化されるのは、姫路市立飾磨（しかま）西中学校2年・神澤孝典（かんざわこうすけ）さんの「ひょうご特盛り弁当」をもとにした「春の牛（ぎゅ）ギュっとまきまき弁当」、伊丹市立西中学校2年・山本未莉（みり）さんの「トイプーおにぎり」をもとにした「トイプーオムライス」の2品。県民運動及びコンテストの趣旨に賛同する大丸神戸店などの協力により商品化が実現した。

　「春の牛ギュっとまきまき弁当」は神澤さんがごはんと野菜の肉巻きを中心に彩りや栄養を考えて作ったメニューをアレンジし、旬の食材を用いて季節感をプラスした商品に、「トイプーオムライス」は山本さんが愛犬のトイプードルに似せて作ったおむすびの可愛らしさを生かした商品に仕上がっている。

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