暦の上では秋だが、まだまだ暑い日が続く9月。暑さに負けず元気に過ごすべく、溜まった夏の疲れを癒すべく、9月を「体への思いやり月間」として提案。体にやさしい食事をはじめ、癒し効果のあるハーブティーや、岩盤浴ならぬ“坑道ラドン浴”など姫路エリアの気になる店舗を紹介する。いつもより少しだけ意識して、自身と向き合い、体を労わる1ヶ月。心身ともにリラックスできる時間を作って、残暑を乗り切ろう!
①オーガニックカフェ「ametuchi」
②マッシュルーム専門店「MUSHROOM TOKYO HIMEJI」
③洞窟カフェのヴィーガン料理「TEEDA CAFE」
④ジンジャースイーツ専門店「Himeginger」
⑤ハーブティー・ハーブ教室「Sorali」
⑥天然の坑道ラドン浴「富栖(とみす)の里」
⑦JR姫路駅前で気軽に買える「ピオレ姫路」
全ての素材が“体に良いもの” アスリートがもてなすオーガニックカフェ
サッカー審判員の資格を持つご夫婦が昨年1月にオープンした『ametuchi(アメツチ)』。体力的にハードな仕事をこなしていた2人がこれまでの経験を生かし、食材はもとより調味料まで添加物を一切使用せず、無農薬・有機、新鮮なものにこだわり、体を思いやる食事を提供する。店名は「天地」が由来となっており、“天と地の恵みに感謝していただく”という想いが込められている。
樹齢100年以上のクスノキで作られた丸太のテーブルをはじめ木材を多く使った店内は、心落ち着くナチュラルな雰囲気。壁も体に害の少ない水性ペンキを使用するなど店主自ら手作業で行い完成した店内にはたくさんのこだわりが詰まっている。
毎朝精米した相生産の無農薬栽培米と有機古代米(黒米)を混ぜて炊きあげたご飯に、有精卵を割り入れる“極上TKG”。大自然の中でのびのびとストレスなく育てられた鶏が産むことで栄養価が高く、まろやかなコクとうま味が特徴とされている有精卵は、一般的に売られている無精卵と違い、温めるとヒヨコが孵化する。その生命“パワー源”をいただくことで、1日元気に頑張れる!
モーニングにはオープンサンドなどパンも用意するほか、同じく素材にこだわったスイーツ、ランチを展開。
栄養価の高いガトー生地に有機ナッツ・ドライフルーツがふんだんに入った一品(グルテンフリー)。良質な生乳から作るホイップクリームはふわっふわの軽い口当たり。コクがあるのにしつこくないので生クリームが苦手な人でも食べられると好評だという。そのおいしさはもとより、素材へのこだわりから「あまり罪悪感を感じず食べてしまう」と6個を次々と注文しペロリと完食した男性もいたほど。
上質な抹茶が香るぎっしりなめらかなガトーショコラ(グルテンフリー)。
低温で2時間半じっくりと焼き上げることでしっとりとした食感に。濃厚ながらも甘さ控えめで、無添加のサワークリームで後味スッキリ。ケーキはフルーツタルトなど一部商品を除き、テイクアウト可能。
コーヒーは、高知の名店「JOKI COFFEE」のコーヒー豆を注文後に挽いてハンドドリップで提供するスペシャルティーコーヒー。香ばしく深い香りと丸みのある甘さを感じられるビターな味わいの「アデリーブレンド 500円」など、浅煎りから深煎りまで、カフェインレスも用意する。そのほか、オーガニックドリンクが多数ラインナップ。
店主の大塚好美さんは21歳の時に女子1級審判資格を史上最年少で取得し、当時澤選手が活躍するなでしこリーグ中心に活躍し、2017年引退。一緒に店を切り盛りするご主人の大塚晴弘さんは、1級資格を持っている審判の中で選ばれし者だけが務めることができるFIFA(国際サッカー連盟)国際副審としても活躍し、現在も週末にはJリーグ審判員としての活動を続けているほか、似顔絵作家としての一面も持つ。
店名 | ametuchi(アメツチ) |
住所 | 姫路市大津区天満306-6 JRはりま勝原駅より車で約7分 山陽電車 山陽天満駅より車で約4分 |
営業時間 | 9:00~17:00(L.O.16:30) ※モーニングは11:30まで |
TEL | 079-227-6109 |
定休日 | 水曜 ※不定休あり |
駐車場 | あり |
公式サイト | ametuchi.jp |
インスタグラム | ametuchi.works |