今回の展示作品の中には「光」によって描き出された、美しく幻想的なアート作品が多数ラインナップされています。
尼崎の店舗を灯りで照らし出した「builds crowd AMAGASAKI」。近くで見ると精肉店や大衆食堂など、身近で親しみある店舗の数々であることがわかります。
同じ六甲高山植物園内の映像館で見学できるのがこちらのアート。真っ暗な空間に映し出されるのは小さな人型と美しい青の線。わずか0.2mmほどの絹糸をピンセットで一本ずつ結んで編まれたという像が、神聖な雰囲気で浮かび上がります。
光を利用した作品は他にも多数あり。周りの気候や時間によっても、作品の雰囲気ががらりと変わるのも体感してみて。
また、10月後半からは「ザ・ナイトミュージアム~夜の芸術散歩~」もスタートし、昼とは違う幻想的なアート体験が楽しめる。
屋外作品ならではの楽しみ方ができるのも「六甲ミーツ・アート 芸術散歩」の特長。木々や風景と共に見学できる作品は、期間中も植物の葉が色を変えるごとにその佇まいを変化させていきます。
無表情な甲冑の集団の中で一人だけ目が合う人物が印象的な作品。鮮やかな自然の緑の中に大きなCG作品が映える不思議な感覚のアート。
こちらはガラスアート作家・大東真也さんの作品。散らばったガラスが空の色を映し、周りの木から落ちる葉っぱがアクセントを加えます。
こちらは風景の中に溶け込んだような伊藤存さんのアート。森が作品のキャンバスのように背景を作り上げています。
坂の上から見ればただのガラクタ、下りて見上げてみるとビビットな赤色が青空の前に広がるアート。実際の日用品・家具などが使われており、近くで見ると「実はトイレ!」といった驚きも。
そのほかにも自然の雄大さを感じる巨大な作品や、草原の緑に引き立つ美しいアートなど六甲山の景色と共に作品を眺めてみてください。