開催期間中は様々なアーティストの公開制作、ワークショップなどを見学・参加することもできます。
取材時には、『第22回岡本太郎現代芸術賞(TARO
「自分に素直な線を描きたい」と自身の体を限界まで伸ばし、縦横3メートルの大きなキャンバスに様々な色の線を描いていく國久さん。幾重にも重なり、色合いを変えていく円が生み出すアートはまさに圧巻。色はその時の気持ちの表れであり、日や時間によって常に変化していくのだそう。
完成したアートは近づいたり、離れてみたり、角度を変えて見学してみて。
このほか、自らがアーティストになれるワークショップや、巨大なソフトクリームのオブジェが出現するイベントなど、スケジュールはこちらで確認。
おとぎ話に出てくるキャラクターのように愛らしいフォルム、でも少し不気味でちょっと怖い。そういったオブジェにどこか惹かれてしまいませんか?
そんな不思議でちょっと奇妙な作品に出会いたい方にオススメなのが、黒田恵枝さんの作品「萌怪萌怪者六地蔵菩薩立像(もけもけものろくじぞうぼさつりゅうぞう)」。2本足で直立する6匹の動物たちは、菩薩立像というだけあってどれも有難いポーズをしています。でもよく見てみるとこの動物、こんな足や尻尾だったっけ?
更に、六甲高山植物園の森の中に佇むのは色とりどりの彫刻作品。
奇怪で、でもなんだかかわいい。作品の存在が、その景色をまるで異世界のように変えてしまっている不思議な空間をぜひ味わって。