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『バレエ・アム・ライン「白鳥の湖」』アンバサダー・真飛聖 合同取材

―バレエ・アム・ラインのバレエ・ハウスでは演出のマーティン・シュレップァーさんとお話しされたそうですが、印象はいかがでしたか?
とても情熱的で、人間味溢れる方でした。バーレッスンも拝見したんですけど、序盤から「こんなに熱いバーレッスンを私は受けたことがない!」と刺激を受けました。彼のバレエやカンパニーへの愛情・情熱というものが、バーレッスン1つを取っても感じることが出来ました。

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―バレエ・アム・ラインの魅力を語るとすると?
マーティン自身が言っていたのは、「誰一人脇役なんていない。1人1人が唯一無二の存在だから、それぞれのキャラクターが生きるように」と皆に言い聞かせているそうなんです。その言葉ってすごく素敵だなと思いましたし、それによってそれぞれの演者が存在しているという息吹がちゃんとそこにあって。その息吹が躍動感に変わって、実際の人数以上の人数がいるかのようなパフォーマンスがそこにありました。

―バレエでは『白鳥の湖』ほど様々なバージョンが作られている作品はないと思いますが、バレエ・アム・ラインによる今作の魅力はどのようなところでしょうか?
まず、セットがとてもシンプル。例えば宮廷にしても、一目で宮廷とはわからないくらいシンプルなんです。それに衣装も普通ならチュチュとか白タイツで、お客さんも「この演者はこういう役なんだな」って一目でわかると思うんです。でもマーティンが描く『白鳥の湖』ではセットや衣装に頼ることなく、バレエで観ている側に「この人が王子かな?こっちはオデットかな?」と想像させてくれる。可憐で繊細なバレエのイメージを覆すくらいダイナミックなんですけど、心の動き・情感というのが振付で素晴らしく表現されている。シンプルイズベスト、それでいて1人1人の表情が見逃せないというのが彼らの舞台の魅力だと思います。私は言葉や歌、曲で表現するミュージカルで育ちましたが、彼らは何も発しなくても表現できるということに大切さや重みをすごく感じているんだなと。どっちが良い悪いとかではなく、これまで見てきた世界とは全く違うものを感じました。

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