FIVE-NEW-OLD

ロックバンド「FIVE NEW OLD」よりHIROSHIにインタビュー

パスタからいろいろな事を教えられています(笑)

―手探り状態を楽しめるというのは、今の4人だからできる“余裕”があってこそ?
信頼できるメンバーが増えたというのはすごく大きいです。前作は3人で仕上げましたが、今回はSHUNくんが4人目のメンバーとして加入してくれて。今まで以上にメンバーに対してアレンジとかいろんな部分でサポートしてもらう割合が増えたんです。自分がコントロールしないところで新しいアイディアが生まれてくる豊かさをもっと大事にしていきたいなと思えるようになりました。その上で、今までの良さというものも消さないようにバランスが取れていて。「これまで」と「今」のFIVE NEW OLD。この2つの乳化も意識した作品になる予定です。

―そう聞くと、ますます『Emulsification』の意味が濃く感じますね。
化粧品のエマルジョン(乳液)もそうですが、けっこう乳化って身近なものであり現象だと思います。実際、メンバーで乳化とか矛盾の話をしていたときも「HIROSHIって料理好きやんな?パスタとかもそうちゃう?」って聞かれて、「そうや!ペペロンチーノにも乳化は不可欠!間違いない!」ってなりました(笑)。

―一番身近な「乳化」がパスタだと(笑)
僕はパスタにいろいろな事を教えられています(笑)。ちなみに、今日のランチも神戸のカフェでジェノベーゼを食べました!ttIMG_4473

―そして9月22日からはツアー『Emulsification』もスタート。先日アジアツアーが終わったばかりですが、この経験が国内のツアーに与える影響はありますか?
音の力、音楽の力をより感じたツアーでした。僕たちは英詞で歌っているので、国内だと「マスキングしながら音楽をしている」とも言えるわけで。だからこそMCで言葉で説明をするっていう、ある種の二度手間みたいなところをやっているんですよね。でも海外、しかも英語圏じゃないところでライブをすると、英語詞も通じない、日本語でのMCも伝わらない。そうなると、最後に残るのは音楽の力っていう。それをシンプルに試されるツアーでしたし、その結果、言葉の垣根を超えた音楽の力を体感できた。だからこそ、待ってくれていた日本のお客さんとの絆もより深めていきたいなと想いが強くなりました。