―では、今シーズンに懸ける意気込みを教えてください。
やはり2位で留まらず優勝を狙っていきたいですし、毎年「結果的に優勝出来れば良い」っていう気持ちがどこかにあったと思うんです。その意識を捨てて、開幕からの一戦一戦すべてが優勝に繋がっているということを自覚して臨んでいきます。そうすれば、チームとしての成績も自分のプレーも向上するのかなと思っています。
―新しい選手もたくさん加入し、チーム全体の雰囲気も変わったのでは?
これまでよりさらに明るくなったかもしれません。私と同じ歳の選手がたくさん入ってきたんですが、その内の1人、八坂芽依選手はうるさいくらい(笑)。逆に私は「20代とは思えないくらい落ち着いてるね」とよく言われるので、羨ましいです。一瞬はワッと一緒に楽しめるけど、疲れちゃって長くはもちません(笑)!
―和気あいあいと楽しめる同世代が増えた中で、杉田選手の立ち位置や役割はどのようなものだと思いますか?
同じ歳ですけど、私はINACで5年目。ずっと同じチームでプレーさせてもらっているので、同じ立場ではいられないと思っています。試合にも多く出場させてもらっていますし、出ているからには当然責任もあります。そういった意味でも着いていく側ではないという意識を持って、練習からきっちり取り組んでいくことが必要なのかなと思います。