温泉に浸けるだけで絶品スイーツが完成!?
練乳缶から生キャラメルができるってほんと?
浜坂の郷から車でおよそ10分ほど、川の流れる風情ある温泉町・湯村温泉に到着です。こちらではなんとも興味深い噂、温泉に浸けておくだけで練乳缶が生キャラメルになるというのです。
湯村温泉の中心部にあるのが、こちら奥にある「荒湯」。階段を降りた川のふもとでは足湯を楽しむこともできます。嘉祥元(848)年に慈覚大師によって発見された湯村温泉の源泉「荒湯」。約98度という高温が毎分470リットルも湧出しているそう!湯村温泉では、観光客もこの高温の湯壺を自由に使って卵や野菜などを茹でる事ができるんです。
卵の茹で時間は15分ほどかかるということで、探索しながら待ちます。足湯で時間をつぶすという手もオススメですが、筆者は足湯にじっくり浸かりたいので後回しにしました。
なんだかんだしていたら15分が経過しました。では、湯壺から卵を取り出して剥いてみましょう。
浸けるものは周辺のお店でも販売されていますが、中でも最近話題を集めているのが、練乳缶を使って作る「生キャラメル」!荒湯ならではの高温が缶の成分を変えず中身だけを温めることができるため、生キャラメルができるそう。ただし浸け置く時間は8時間かかるので、到着したらすぐに浸けておくのが吉!
作り方は、練乳缶をネットに入れて荒湯(下の湯壺)に浸けて8時間放っておく。それだけです!
そんなわけで浸け置いたものがこちら…!(写真は翌日冷めたものを撮影しています)
なめらかでとろりとして、甘いながらも甘すぎず、めちゃくちゃおいしい生キャラメル!女子会で人気になりそうな1品ができあがってしまいました。パンに塗っても、アイスクリームに入れてもおいしそう。
さてさて、荒湯を楽しんだところで温泉町を散策に出かけましょう。