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<特集>豊岡で触れる芸術の秋『豊岡演劇祭2024~観る寄る巡る。~』

Vol.5:イベントついでにぜひ訪れたい!豊岡のおすすめグルメ&スポット

街ごと楽しむ「豊岡演劇祭」

演劇祭は街全体と連携。訪れた人に舞台鑑賞だけでなく、街を周遊してもらうことも大きな開催目的の一つとなっています。

さらに今年は「観る寄る巡る。」がテーマ。芸術と観光を掛け合わせた「豊岡演劇祭」の良さが、例年以上に際立っているといっても過言ではないでしょう。

今回は、街をより堪能できる「おすすめスポット」を紹介!演劇祭の立ち上げを機に豊岡へ移住したプロデューサーの加藤奈紬さんに、豊岡の街歩きにおすすめ・注目したいポイントを聞きました。

≪プロデューサー・加藤奈紬≫

名古屋出身で「豊岡演劇祭」の立ち上げに際し、2020年に豊岡へ移住。人と舞台を繋ぐ場づくりに関心があり、豊岡演劇祭では観客とアーティストが一体となるようなプログラムのプロデュースに力を注いでいます。

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歴史感じるディープスポット「商店街」

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JR江原駅から徒歩1分「サンロード商店街」写真は豊岡演劇祭2020 越後正志『観測地点』©igaki photo studio

加藤さんがまず一つ目に挙げた豊岡の良さ、それは「歴史ある商店街が残っていること」。駅周辺には風情あふれるアーケードがあり、今でも多くの店が営業を続けています。

「演劇祭に来た人には、ぜひ商店街の店に寄ってほしい」と話す加藤さん。地元の人たちが集まるスポットになっており、見慣れない顔があると「どこから来たの?」とたちまち会話が広がっていくのだとか。

レトロな街並みと共に、そんなコミュニケーションをしてみてはいかがでしょうか?

守られてきた街の象徴「豊岡復興建築」

「豊岡復興建築」とは大正14年(1925)に発生した「北但大震災」の後、復興した鉄筋コンクリート造りの建物のこと。

大開通り(JR豊岡駅前通り)を中心に数多く残っており、アーケードを見上げると店名などが書かれたコンクリートの装飾を目にすることができます。

大開通りには演劇祭のミーティングスポットである「まちの基地アンテナ」もあるので、一緒に訪れてみるのもいいかもしれません。

復興建築の中でも、加藤さんのおすすめは「豊岡駅前通商店街」の中にある「ふれあい公設市場」。現存する日本で最も古い木造市場ともいわれており、アーケード内では今でも多くの店が営業を続けています。

「こんなに街を語れる人たちがいるのかと驚くほど、地元の人たちはこの建築にそれぞれの思い出を持っています。地元の人たちが守ってきたものを、ぜひ見てほしいです」と教えてくれました。

場所 豊岡復興建築群
(豊岡市中央町)
ふれあい公設市場
(豊岡市千代田町3-6)
公式サイト ●「豊岡復興建築群」についてはこちら
●「ふれあい公設市場」についてはこちら

おすすめグルメを一挙ご紹介!

ボリューム満点の定食ランチが楽しめる「寿司割烹 高砂」

サンロード商店街内にある「寿司割烹 高砂」。地元でとれた魚をはじめ、四季折々の旬の食材を使った料理を提供しています。

日替り定食 1,000円

中でも特におすすめなのは定食ランチ。加藤さんいわく「味はもちろんのこと、そのボリュームも大きな魅力!」ということで、よく足を運んでいるお気に入りのお店だそう。

また期間中はアーティストも多く訪れるため、その交流を深める場所となりそうです。

場所 寿司割烹 高砂
(豊岡市日高町日置1103-2)
時間 【昼の部】11:30~13:30
【夜の部】17:30~(L.O. フード 20:50 ドリンク 21:30)
公式サイト ●公式サイトはこちら

但馬の食材を使ったパスタとワイン♪「Wine and Kitchen S(エッセ)」

「ランチのパスタセット」1,600円

同店は複合施設「とゞ兵」1階にあるイタリアンレストラン。パスタのほかワインをいただくことができ、料理には但馬の旬の食材がふんだんに使用されています。

「とゞ兵」はかつて老舗の割烹料理店だった建物を改装して作られた施設。同店のほかにもカフェやギャラリーなどがあります。さらにレンタルスペースなどもあり、こちらは期間中、コミュニティスペースになるのだとか。

「ここも、必ずといっていいほどアーティストがいます!」とのことで、素晴らしい料理と素敵な空間、アーティストとの交流を一度に楽しむことができそうです。

場所 Wine and Kitchen S
(豊岡市中央町18-1)
時間 【ランチ】12:00~15:00(L.O. 14:00)
【ディナー】18:00~22:30(L.O. 21:30)
公式サイト ●公式Instagramはこちら

観光地で楽しむ洋食「OFF.KINOSAKI」

観光地・城崎温泉街のメイン通りを、1本奥に入った場所にある同店。観光地にも関わらず”隠れ家”のような同店では、パスタや地元食材を使った洋食メニューが自慢です。

「挽きたて但馬牛100%バーガー(パティ150g)」1,650円

中でも加藤さんのおすすめは、但馬牛のハンバーガーとパスタ!自慢の自然派ワインも多数おかれているということなので、一緒にいただくのも◎。

「季節のパスタ」1,500円~

温泉や観光はもちろん、食でも但馬の良さをまるっと感じることができそうです。

場所 OFF KINOSAKI
(豊岡市城崎町湯島536)
時間 【ランチ】11:00~15:00 ※水~日曜日
【ディナー】18:00~21:00 ※木・金・土曜日
定休日 月・火曜日
公式サイト ●公式Instagramはこちら

Vol.01~Vol.04はこちらから

「豊岡演劇祭2024」公式サイトはこちら

掲載情報は2024年9月13日配信時のものです。現在の内容と異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
料金は税込表記を基本としています。

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