“出石の桜は二度咲く” 夜にはライトアップも
「出石桜まつり」豊岡市
豊岡市の出石城跡で3月25日より、桜の開花に合わせた恒例イベント「出石桜まつり」が始まります。4月30日まで。
期間中は毎日18時から21時30分までライトアップが行われるほか、多彩な催しが予定されています。観覧無料。
江戸時代を思わせる城下町風情を漂わせる街並みの、“但馬の小京都”と形容される出石の町。
“出石の桜は二度咲く”といわれ、先にソメイヨシノ、後からヤエザクラが見ごろを迎え、出石城跡では約1ヵ月間の開花を楽しむことができます。
ライトアップされた本丸跡や二ノ丸跡では、春の幽玄な情景を堪能することができます。
開催期間 | 3月25日(土)~4月30日(日) |
場所 | 出石城跡 (豊岡市出石町内町) |
入場料 | 無料 |
問い合わせ | 但馬國出石観光協会 TEL 0796-52-4806 |
週末限定で“幻”の「桜雲海」を観覧することも!
「竹田城跡 春の特別観覧」朝来市
雲海に浮かぶ“天空の城”として全国的にも名高い国史跡『竹田城跡』では、3月31日より「春の特別観覧」が行われます。4月16日まで。
期間中は観覧時間が夕方6時から夜の8時まで延長され、幻想的にライトアップされた城跡内の桜を観賞することができるほか、今年は週末限定で“早朝”も観覧することができます。
城跡内の桜が開花を迎える時期に合わせて毎年開催されている同イベント。夜間の登山道は街灯がなく足元が暗いので、必ず懐中電灯などの光源を持参しましょう。
場所 | 竹田城跡 (朝来市和田山町竹田古城山169番地) |
早朝桜雲海 | <開催日> 3月31日(金)~4月16日(日)の週末(金曜日、土曜日、日曜日) <時間> 6:00~8:00 |
夜桜ライトアップ | <開催期間> 3月31日(金)~4月16日(日) <時間> 18:00~20:00(最終登城 19:00、閉門 22:00) ※通常観覧時間は18:00まで |
登城方法 | 「山城の郷」から徒歩約40分 ※一般車両は山城の郷が最終の駐車場になります |
観覧料 | 大人(高校生以上)500円、中学生以下 無料 ※年間パスポート 1,000円 |
問い合わせ | 情報館 天空の城 TEL 079-674-2120(9:00~17:00) |
西日本随一の桜が次々開花
「かみかわ桜の山 桜華園」神崎郡神河町
神河町の大嶽山のふもとにある「かみかわ桜の山 桜華園」がシーズンオープンしました。4月30日まで、期間中無休。
その品種の多さから「桜の青空博物館」とも呼ばれる同園。思川や河津桜、アメリカ、大山桜など品種数が西日本随一なので、全山が一度に満開を迎えるのではなく、およそ一か月以上にわたって色々な桜の花を楽しむことができるといいます。
4月9日には、恒例の「さくらまつり」も開催。音楽ステージや獅子舞のパフォーマンスに加え、お花見にぴったりのお弁当やお寿司、たこ焼き、カステラなどのグルメブースや人気のキッチンカーの出展も予定しています。
開園期間 | 3月18日(土)~4月30日(日) |
場所 | かんざき桜の山 桜華園 (神崎郡神河町東柏尾146) |
時間 | 9:30~16:30(入園は16:00まで) |
入園料 | 中学生以上 300円、小学生 100円(小学生未満は無料) |
問い合わせ | 桜華園管理組合 TEL 0790-32-2299※開園期間中のみ |
【丹波市・丹波篠山市】丹波地域の「桜づつみ回廊」が見ごろに
兵庫県内を流れる武庫川、篠山川、加古川上流、丸山川の4つの河川。この河川らの堤防(つつみ)沿いを桜でつなぐプロジェクトとして桜並木を整備し、長い長い廊下に見立て「桜づつみ回廊」と名付けられました。その全長は170km、桜の木は約5万本になるんだとか。
約5km、1,000本の桜が加古川堤防沿いに続く「加古川堤防の桜並木」や、約200本の桜並木が「桜のトンネル」として有名な「水分れ公園の桜」などのスポットをはじめ、地元の人しか知らない田んぼの土手道など各地各所が桜で彩られる丹波路。
近隣の観光スポットを巡りつつ、各所で見ごろを迎えた桜を観賞するひとときは、この時期ならではの楽しみのひとつ。
開花の時期 | 3月下旬~4月中旬 ※場所によって異なる |
場所 | <桜づつみ回廊> ※一部加古川堤防の桜並木 (丹波市氷上町~青垣地域 (加古川沿い)) 篠山川の桜堤 (丹波篠山市有居) 黒井城址 (丹波市春日町黒井) 水分れ公園 (丹波市氷上町石生1155) 篠山城跡 (丹波篠山市北新町2) |
問い合わせ | 兵庫県丹波県民局丹波土木事務所 TEL 0795-73-3829 |