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大胆でカラフル、60年以上経てもなお新鮮な「マリメッコ」の魅力に迫る
『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル』西宮市大谷記念美術館
西宮市大谷記念美術館(西宮市中浜町)で現在、『マリメッコ展―デザイン、ファブリック、ライフスタイル』が開催されている。11月27日まで。
フィンランドを代表するデザインハウス「マリメッコ」は1951年、アルミ・ラティアによってヘルシンキで創業。テキスタイルデザインを学んだ後、広告代理店で経験を積んだラティアのもとへ才能あるデザイナーたちが集い、優れたデザインと巧みなPR戦略によって、60年代には世界的なブランドへと成長していった。生み出す布地の柄は、多くがフィンランドの伝統的なモチーフや自然に着想を得つつ、大胆でカラフル、抽象的なデザインで、そうした柄の映えるシンプルなカッティングの服が人気を集めた。その後、製品は家庭用品やインテリアにまで展開され、日本を含む世界中で愛されている。
同展では、ヘルシンキのデザイン・ミュージアムの所蔵作品から、ファブリック約50点、貴重なヴィンテージドレス約60点、デザイナー自筆のスケッチ、各時代の資料などを展示。「マリメッコ」の60年以上にわたる歴史をたどり、個性あふれるデザイナーの仕事ぶりと活躍を紹介する国内初の大規模な巡回展となっている。
ファブリック ≪ウニッコ≫(ケシの花)
図案デザイン:マイヤ・イソラ、1964年
Unikko pattern designed for Marimekko by Maija Isola in 1964
ファブリック≪シィールトラプータルハ≫(市民菜園)
図案デザイン:マイヤ・ロウエカリ、2009年
Siirtolapuutarha pattern designed for Marimekko by Maija Louekari in 2009
ドレス、服飾デザイン:ミカ・ピーライネン、2001年 ファブリック≪マンシッカヴオレト≫(イチゴの山々) 図案デザイン:マイヤ・イソラ、1969年 Design Museum / Harry Kivilinna
詳細情報
- 開催期間
- 2016年10月8日(土)~11月27日(日)
※水曜休館(ただし11月23日は開館)、11月24日(木)休館 - 時間
- 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 場所
- 西宮市大谷記念美術館
(西宮市中浜町4-38)
GoogleMapで探す - 入館料
- 一般800(700)円、高大生600(500)円、小中生400(300)円
※( )内は20人以上の団体料金 - 問い合わせ
- 西宮市大谷記念美術館
TEL 0798-33-0164