阪急が西宮北口駅に新ビル 2018年秋開業、阪急西宮ガーデンズと連動しまちの活性化を図る

　阪急電鉄株式会社は7月26日、西宮市の「西宮北口駅」今津線ホーム東側に『西宮北口阪急ビル（仮称）』を建設すると発表した。

　『西宮北口阪急ビル（仮称）』には、飲食や物販店、金融機関のほかに、教育や育児関連のサービスが提供できるテナントを誘致。また阪急西宮ガーデンズへと繋がる現在の歩行者デッキの一部を、『西宮北口阪急ビル（仮称）』の内部に2層吹き抜けの開放感のある「コンコース」として取り込み、店舗運営も阪急西宮ガーデンズと連動して行うことで一体感を創出する。コンコースに面した店舗には、カフェなどを中心に配置する予定だという。

　8月1日に着工し、2018年秋完成予定。地上10階、地下1階建てで、高さは約43メートル。1～4階に飲食や物販、金融機関などの店舗、5～10階に教育系を中心としたサービス施設、美容室、クリニックなどを誘致、南側に約800台の駐輪場を設置する計画だ。

　　阪急電鉄の広報担当は「この開発を通じて西宮北口駅周辺を、子育て世代を中心とする幅広い世代に「さらに住み続けたい」と思っていただけるようなまちにしたい」と話している。

詳細情報