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迫力の立ち回りと遊び心。お客さんに楽しんでもらえるエンターテイメントショーを

チケット一般発売中 舞台『真田十勇士』加藤和樹に単独インタビュー

 武将・真田幸村に仕えたといわれる家臣・真田十勇士の活躍を描く大迫力の舞台『真田十勇士』が2014年の初演からさらにパワーアップして再演される。堤幸彦監督のもと、主演の中村勘九郎さん、加藤和樹さん、篠田麻里子さん、加藤雅也さんといった豪華キャストが集結。関西公演は10月14日から23日まで、西宮市の兵庫県立芸術文化センターで開催される。一般発売は6月12日10時から各プレイガイドにて販売中。

 関ヶ原の戦いから10年後、智将として名を馳せていた真田幸村(加藤雅也)だが、実は容姿と幸運で祭り上げられた“腑抜け男”だった。世間の目と実際の自分とのギャップに悩んでいた幸村は、抜け忍・猿飛佐助(中村勘九郎)と出会う。佐助は自らの嘘で幸村を本物の天下一の武将にしてみせると約束、そのために仲間を集めることになる。加藤和樹さんが演じるのは佐助を相棒として支えるクールな忍び・霧隠才蔵。初演では由利鎌之助役として出演した加藤さんは今回役柄を変えての出演となる。舞台の公演と同時期に同作の映画も公開、小説版も出版されるなど、幅広くメディアミックスが展開される『真田十勇士』にかける意気込みを伺った。インタビューは下記リンクからニュース情報へ。

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スペクタクル時代劇『真田十勇士』
霧隠才蔵役・加藤和樹さんに単独インタビュー

—この舞台での真田幸村は世間のイメージとは大きく違いますね。

誰も見たことのないような、「大丈夫かな」と思うくらいヘタレな幸村です。幸村を演じる加藤雅也さんがまたすごくいいんですよ。僕も第一印象はちょっと怖いなと思ったくらい、見た目はクールで寡黙で渋い声の人が「不安だなあ…怖いなあ…」とか言うんですよ(笑)。そのギャップがまた面白いんです。コメディのような前半からいかにして幸村が本物になっていくか、佐助が幸村を本物に仕立て上げていくかという物語なので、きっと「これもありだな」と思っていただけると思いますよ。

—2014年の公演と映画では由利鎌之助役での出演でしたが、今回は役柄を変えて霧隠才蔵役。混乱などはありましたか?

やっぱりありましたね。再演の話は聞いていましたから、映画の撮影をしながら次のキャストは誰になるんだろうという話をみんなでしていたんです。前回は松坂桃李がやっていた霧隠才蔵を今度は誰がやるんだろうと思っていて、蓋を開けてみたら自分だったので、「えっ!?」って(笑)。ビックリしましたね。映画のクランクアップ記者会見の日にプロデューサーからそのことを聞かされて、「無理です」と言ったんですけど、プロデューサーからの思いと、(堤幸彦)監督が是非僕にやらせたいとおっしゃっていることを伺ったので、「中村勘九郎さんの意志も聞いてその上でやらせていただきます」とお答えしました。その後に勘九郎さんとお話しさせていただき「お前なら大丈夫だ」と言っていただいたので、自信を持ってやらせていただきますということになりました。

—中村勘九郎さん演じる猿飛佐助を支える相棒である才蔵を演じるにあたって考えることは?

前回、鎌之助として舞台に立っていた時に勘九郎さんと桃李のやり取りは見ていますが、正直不安なのは勘九郎さんの無茶振りがどこまでくるかですよね。でっかい子どものような方ですから。インタビューでも僕に歌わせるとか言っていて怖いなと思ってたら、監督まで「じゃあ1曲歌っていただきますか」とか言い出して。ほんと勘弁してください(笑)。実際に何をやらされるかというのはこれから決まってくると思うんですけど。やっぱり佐助と才蔵というのは太陽と月のような関係で、切っても切り離せない存在なんですよね。それをいかに見せるかというのは自分だけの役作りでは成し得ないので、二人の呼吸はすごく必要になってくると思うんです。そういう点で桃李はすごくピッタリだと思っていたので、それを自分がやったときにちゃんと相棒として成立するのかどうか。やっぱり実際に隣に立ってみないとわからないですね。

—松坂さんの才蔵と加藤さんの才蔵、目指す姿は違いますか?

そうですね。やっぱり人間が違うのでやれば必ず違うものになると思いますが、初演を見ている人たちにも「今のちょっと桃李っぽい」と思ってもらえるような桃李の良さは受け継いで、彼の思いも汲みながら僕は舞台に立ちたいなと思うんです。それにプラスアルファで自分にしかできない才蔵を演じられればと。特にアクションの部分を見せられるようにしたいですね。自分は動きで見せるのが重要だと思っていますし、才蔵はワイヤーアクションが多いので、そこでいかにもっと見せられるかですね。

—「スペクタクル時代劇」と銘打つこの作品において、アクションはやはり重要な要素ですね。

プロジェクションマッピングを投影しながらその中でワイヤーアクションも使って立ち回り、さらにそこに面白おかしく遊びも含める、ただかっこいいだけじゃないアクションは見ていてすごく面白いと思います。大坂冬の陣、夏の陣の両方を舞台上でやりますけど、夏の陣では客席を走ったりもしながら、一人一人が命がけで戦う。体力的にもすごくきつい公演だったんですよ。舞台上で回っている盆の上を流れに逆らいながら走ったり、ずっと走り回って立ち回っているので。とにかくハードだったんですが、その苦しさが家康本陣に向かっていく真田十勇士たちの姿と重なるということが演じている側からも感じられて、そこはとても見ごたえがあると思います。

—9月には映画も公開されます。舞台と映画で同じ作品を演じるということで、それぞれの良さや違いはどのように感じましたか?

映像を撮る時は大抵順番に撮ることができなかったりするので気持ちのつなげ方がすごく難しいんですけど、僕らは舞台で1回やっているのでそういう点ではやりやすかったですね。本物の甲冑を着けて立ち回りをするのでめちゃめちゃ重いですし、怪我も多かったり、さらに冬場の寒い中での撮影で体力的にも厳しいものがありました。それでも頑張れたのは最後の画がみんな見えてたからで、それはすごく良かったですね。また、真田軍と徳川軍がぶつかる合戦のシーンでは何百人ものエキストラが参加してドローンを使って撮影したりと、映像でしかできない立ち回りもたくさんあります。殺陣師の諸鍛冶裕太さんも「喧嘩殺陣でいけ!」と言っていたので、殴って倒して実際に当てにいく気迫でやっていました。何もない野っ原でむき出しの刀を持ちながらみんな走って砂埃がブワーッと舞って…、実際の合戦でやってたと思うと怖くなっちゃいましたね。映画はそういう部分がよりリアルに伝わると思います。

—逆に舞台だからこその見せ場は?

映像は場面を切り取っていたりするので見えない部分も多いじゃないですか。例えば佐助にスポットが当たっている時に才蔵は何をしてるんだろうとか、その全体が見えて誰がどこで何がしているのかが見えていて、シーンが切り取られずに全部伝わるということ。それに生ですから勘九郎さんの無茶振りとも言える遊びもありますし、あとは息遣いや飛び散る汗、つばがかかりそうなくらいの迫力がありますよね。そういうのは生の舞台でしか味わえないので、映画を観た方にも是非舞台を体感していただきたいです。映画と舞台、どちらを先に観てもいいと思いますよ。

—初演を観ている方も楽しめる、今回ならではの楽しみはありますか?

絶対ありますね。役が変わっているというのもありますが、映画を撮った監督が次はどんな面白いことを企んでいるのか…。前回僕は「全編片目閉じてやって」と言われたのですが、今度は「両目閉じてやって」なんて言い出すかも(笑)。稽古中に監督がイエスと言えばイエスなので何があるかわからないですねえ。前回の桃李もモノマネとか色々やらされてましたから。そこら辺の遊び心も含めてお客さんに楽しんでもらえるエンターテイメントショーとして見せられたらなあと思っています。勘九郎さんが主演というのはそういう意味合いもありますね。昔から大衆演劇として親しまれてきた歌舞伎の良さや、勘九郎さんだからこそ作り上げられる空間があります。この人は猿飛佐助そのままですから。楽しむことが好きでいたずら好きで…本当にピッタリです。

—関西では兵庫での公演となりますが、兵庫県の印象は?思い出などはありますか?

神戸ってオシャレな感じがあってすごく好きなんですよ。ライブでも来たことがありますし、西宮ガーデンズでリリースイベントをやらせていただいたりもしました。この公演で来る時にもプライベートでも神戸を楽しみたいですね。地方公演だとみんなで家族みたいにご飯を食べに行ったりして、プライベートでもみんな一緒にいることが多いんです。目立ちますよ(笑)。初演の時はみんなで焼肉を食べに行きましたね。やっぱりあれだけ動いたら肉食べないと。神戸でもおいしいものを食べさせていただこうと思っています。神戸牛、最高でございます。

—最後にメッセージをお願い致します!

舞台『真田十勇士』が再演でまた戻ってきます。再演とは言いますが僕自身の役も変わりますし、他のキャストも変わったりして、また新たな気持ちで作り上げる2016年版の『真田十勇士』だと思っていただいた方がいいと思います。僕たちも今年は“真田イヤー”ということで気合いが入っております。この作品をパワーアップさせて成功させたいという思いと、お客さんに楽しんでいただきたいという何より強い思いで舞台に挑んでいます。是非、『真田十勇士』を観に来ていただきたいと思います。劇場で待っています!

写真

詳細情報

タイトル
スペクタクル時代劇『真田十勇士』
関西公演期間
10月14日(金)〜23日(日)
場所
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
(西宮市高松町2-22)
GoogleMapで探す
アクセス
阪急「西宮北口」より南へ徒歩2分
料金
S席12,500円/A席9,000円/B席6,000円(全席指定・税込)
チケット販売
■チケットぴあ
 0570-02-9999(Pコード:450-786)
 http://w.pia.jp/t/sanada2016/

■イープラス
 http://eplus.jp/sanada2016/

■ローソンチケット
 0570-084-005(Lコード:51593)
 0570-000-407(オペレーター対応10:00~20:00)
 http://l-tike.com/sanada2016/

■芸術文化センターチケットオフィス
 0798-68-0255(10:00〜17:00 月曜休*祝日の場合その翌日)

■兵庫県立芸術文化センター
 http://www.gcenter-hyogo.jp

■梅田芸術劇場オンラインチケット
 http://pia.jp/koume/

■梅田芸術劇場窓口
 10:00〜18:00
問い合わせ
梅田芸術劇場
TEL 06-6377-3800(10:00~18:00)

Kiss PRESS編集部

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