『ソラシド エア』６月1日就航

6月1日、8時20分。新しく神戸空港に加わった「ソラシド エア」の第1便が沖縄に向けて大空に飛び立った。今年の８月で満10年を迎える宮﨑県の航空会社がなぜ神戸に？第1便を見送ったスカイネットアジア航空株式会社の髙橋洋取締役社長は「搭乗されたみなさんが窓から笑顔で手を振ってくださって、嬉しくなりました。もともと九州で育ったエアラインですが、日本で第２の巨大マーケットである関西に、神戸をきっかけとしてネットワークを広げていきたいと思っています」。まずは観光中心の路線として神戸ー沖縄線が就航。「６月21日にはエア・ドゥの神戸ー札幌線が始まるなど路線も増え、神戸を起点に“札幌から神戸に旅行に来て、その足で沖縄に行く”とか、“海外から沖縄に買い物に来た外国のお客様が関西の観光に使う”など、いろんな旅行の可能性が広がると考えています」。今後は生活路線やビジネス路線も考慮しつつ、「地域のためという創業の精神はそのままに、地域と一緒になって発展を考えるエアラインでいたいです。神戸の皆さんにも自分たちの地元の足なんだと思っていただけるよう頑張りたいです」。旅行の新しい魅力を提案する注目の航空会社だ。

《ソラシド エア》スカイネットアジア航空株式会社が平成23年7月に導入した新ブランド。「空（sora）から笑顔の種（seed）をまきたい」意味が名前に込められている。九州・沖縄の翼として８路線31往復62便の充実ネットワークで地域に愛される航空会社として展開。35日前までの予約なら全路線全便一律9,700円という「バーゲンスペシャル35」を始め、28日前までの予約で10,000円、21日前までで11,000円など乗客に優しい価格設定がうけている。最新機体機内は一般LCCの航空機で使用している座席間隔より広く、7月下旬からはボーイングで使用している世界でも最新鋭のインテリアを導入し、より快適な空の旅を楽しめる。

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